本作は渇愛に焦点を当てる。「四分律」の須提那姦淫説話や、阿難尊者が尼僧を認めるよう釈尊に迫る「チュッラ・ヴァッガ」で、特に後者の表現はきわめて印象的。ヤソーダラーとの対話も含め、情や性欲を克服する難しさ、持戒の苦しさを、有川旭一は見事に描ききったと言えるのではないか。
しかしテクノロジーが発展して国会図書館デジタルコレクション個人送信でだいたいのことがわかるようになったり、それでもわからないことはAIに訊いたら答えが出てくるようになったために仕事がなくなり餓死するかもしれない
成道会によせて 有川旭一『釈尊 The Life of Buddha』(法蔵館、全2巻)を 読んだ。有川(1928~不明)は1950、60年代に活躍した児童漫画家で、「イガグリくん」の3代目作者でもある。1970年代以後は殆んど作品を発表していないようだが、1988年に突如、この10年をかけた釈尊伝を発表し復活した。
兵頭二十八原作・小松直之作画『イッテイ 13年式村田歩兵銃の創製』(四谷ラウンド、1998)貴族院勅選議員村田経芳の西南戦争までの伝記まんが。原作者の名前に怯むが、これは非常に読みやすく、復刊していいレベルの作品。小松直之氏のことは知らなかったが、伝説の「COMICアレ!」出身らしい
自分が仕事上無能すぎて毎日この溥儀みたいな気分で過ごしてるよ🥺溥儀は皇帝から転落したから労働者として無能なのも仕方ないが、俺の場合生まれも育ちも生粋のプロリタリアートなのに無能だから始末に負えないのだが……