ハグキ『ハトのおよめさん』1巻62頁(講談社、2000)この頃は霊感商法は 壺を売りつけられるものという共通認識があったがゆえの描写
竜造寺なる架空の伯爵軍人を悪役に用意してまで白蓮と伊藤の純愛を強調するのは、通説を完全に無視するもの。また白蓮と宮崎竜介の逃避行については一切触れずに漫画はエンディングに至るのだが、飯塚あたりのちびっ子が学校図書館でこの漫画を読んで白蓮のことを勘違いしないか、不安である。
クリスマスイヴだしアウターゾーンの「わしはサンタじゃ!」(14話、文庫版2巻)読み返して泣いてる 俺も子供の頃にめちゃくちゃ大切にしていた、指で触るとピヨピヨ鳴くカルガモのおもちゃにまた会いたい もし会えたら一生大切にするから
ベルばら以外あまり池田理代子先生の作品を読んだことがないのだが「ごめんなさい…」という作品に動揺している。マーガレット1971年5月23日号に掲載された作品とのことだが、貧しい「バタ屋」の母子家庭の子供に、裕福な家庭の美少女が見下しながら同情し嫉妬もするという話で、何の救いもなく終わる
高木輝洋&ザ・グループ21作、田丸ようすけ画『46億年目のSOS!人間と地球の共存を求めて』(公明コミックス、1989)公明党の宣伝まんがで、酸性雨とかオゾン層破壊とか放射能汚染物質とかに汚された地球を助けられるのは公明党だけですよ~というありがたい漫画。正直全然面白くないです。