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そして日本のポップアートとかシュールレアリスムとかを考える時、杉浦茂という偉大な先駆があった事を思うのであった。
最初に読んだ時、その造形のぶっ飛び方に驚いたんだよね。
アンダーグラウンドコミックのスター、ロバート・クラムのヒット作。
だが、クラム自身は『なんとかして自分をスターにさせまい』としていた(リップ・オフ・プレス社のジャック・ジャクソンの言)。
だから、クラムは自身の姿を投影した主人公フリッツ猫を作中で殺し、作品を終わらせたのだった。
@IngaSakimori コマごとに俯瞰したり仰角したり繋ぎのカットを挟んだりっていう漫画のテクニックは、誰が発明したんですかねぇ。
月二回発行のビッグコミックオリジナルに連載されていた一話8ページ8コマのショートショート連作集『闇のアルバム』全24話。
『漂流教室』と『洗礼』の間くらいの時期か。一話一話の完成度が高い、埋もれた傑作だと思う。
この頃に楳図かずおが出したレコードも同タイトルだった。
鈴木翁ニ『雨の色』
風邪をひいた少年の見た幻影。
にいちゃんに誘われ、濡れないよう雨の間を歩いて、電車に乗ると空を飛んでいて、「あんな所で、誰かが泣いているよ」、いつの間にか一人きりに。
少年が風邪をひいたのも、いるはずのない“にいちゃん”に雨の中で会ったからだ。
少年は長男である。