笠原倫『蛮勇なり』
無法地帯になった関東を舞台に、ヤクザとイカれた宗教団体が凄惨なスプラッター劇を繰り広げる。笠原さんらしい独特の台詞回しと、グロい殺害シーン満載な作品。山口貴由『蛮勇引力』にも影響を与えたらしい
全3巻で終わるのが残念だ
よく見ると背景に「ゴルフ月品」の看板が
来賀友志&甲良幹二郎『麻雀蜃気楼』
これは大傑作でした。麻雀漫画っていうか、もはや「後悔せずに人生を送るには?」という重いテーマを書き切っている
さいとうプロ出身の甲良さんの描く人物絵は目(まつ毛?)に特徴があるのかも
木村直巳『ダブルフェイス』
プロ雀士と雀ゴロ、2つの顔を持つ男のサイコ麻雀漫画。めっちゃ面白いと思って読んでたら、最終話まで単行本になってないんか〜〜い!
一応それなりのところで終わってるから、単行本になってる部分だけで楽しめるのが救いだ
作中『殺気ゆえ』(作・狩撫麻礼)の広告が…
横山光輝『野獣』(2008、講談社漫画文庫)
凶暴な男・東大寺邦男が、密輸ダイヤを巡ってヤクザ組織と壮絶な戦いをする
横山作品でこんなハードボイルドな作品があるとは知らなかった。クールな絵柄も合わさりカッコいい
カバーに残念な誤謬が…(プレイボーイは小学館ではなく集英社)
秘密賭場の玄関に大量の段ボールが置かれているのは、ガサ入れの時に少しでも時間を稼ぐため…(『あぶれもん』2巻)
今自分の家が段ボールで散らかってるのも、「ガサ入れの時間稼ぎ」ってことで正当化しよっと
「週刊少年マガジン特別別冊 The ハレー彗星マガジン」(1985年8月20日)
38年後(2061年)のハレー彗星接近に備えて買いました!
一冊まるごと彗星ネタだけというやる気に満ちた別冊。凄いねマガジン
山田貴敏さんの漫画が2作掲載されている
来賀友志・嶺岸信明『てっぺん』3巻
勝負に敗れた雀ゴロを、今日が水曜日ということで(?)ダムに沈めて処刑
これ日月火水木金土全部に用意してんのかな。火とか土は分かるけど、月曜だったらどうすんだろ
セーラームーンでも呼ぶか