『ルード・ボーイ』(狩撫麻礼+谷口ジロー)再読
初めて読んだ時には、つげ義春作品をひとつも読んでいなかったんだな。自分がいかに物を知らなかったかに気付かされる…
『めぞん一刻』(高橋留美子)
海水浴に行く話で、海まで「二時間くらいでつきますよ。」
一刻館がどこにあるのか知らないけど、海まで歩いて5分で着く所に住んでる身としては理解しがたい距離感だ…
そういえば一刻館は東京にある、って実際作中で描写されてたっけ? と思って探してみたけれどあまり見つからない。「五代さん帰京」ってあるから東京(まさか京都?)なんだろうな、とかそれくらい
三山のぼる『土用の晩餐』(ビッグコミック 1996年7月10日)※単行本未収録
上司の妻と不倫をして以来、なぜかその上司から様々な珍味を振舞われることになる。しかしその真意は、相手を食材内の寄生虫に感染させて復讐を果たすことだった
土田世紀『アイネスフウジン いつも心に太陽を』(「競馬名馬コミック」宝島社 1998年 収録)
18名の漫画家が歴代の名馬をテーマに執筆する企画に土田さんも参加。Wikipediaに詳細不明と書かれているのはこれではないか
逃げ馬アイネスフウジンと、逃げ上手な友人を重ねて描いたの作品
モーニングで賞を取った若かりし頃の土田世紀本人が登場したり、職業漫画家になった後の心境を語ったり、8Pの短篇ながら見どころ多し
渡辺電機(株)『テンポイント 魂の叫び』(「競馬名馬コミック」収録)
童貞のまま悲劇の死を遂げた貴公子・テンポイントが、女を抱くために蘇生したものの、事故時の斤量と同じ66.5kgの女にのしかかられ昇天……。面白いけど色々不謹慎、面白いけど
やまさき拓味『風花の舞う故郷で トウショウボーイ』(「競馬名馬コミック」収録)
競馬ライターが、往時のボーイについて関係者に取材する様を描くドキュメンタリー風漫画
ライバルのテンポイント漫画の不届きさに比べると、全くもって真っ当な一作
三山のぼる『スズメのお宿』(ビッグコミック増刊、1992年2月14日号)※単行本未収録
若手歌手と老作詞家の恋愛。それも互いの立場が変化することで関係はこじれてしまい…。