たかもちげん『フラッシュアウト』(近代麻雀オリジナル 1991年11月号)※単行本未収録
スランプに陥ったアスリート4人が卓を囲んで、苦境を打破するという話
柿沼宏&松森正『メス』全2巻(ビッグコミックス)
1973年頃連載。青年向けの本格医療漫画としてはかなり古い部類。でも主人公が殺人や恐喝も辞さないダーティーヒーローなのはやっぱり昭和劇画的
松森さんの絵も濃い。『湯けむりスナイパー』の頃にはずっと洗練された絵柄になったんだな
棟居仁・なかまる修一『今日がある』(1988、集英社 ビジネスジャンプコミックス「人を生かす企業力」収録)
武田薬品の「アリナミンVドリンク」開発物語。これ飲んだことないんだけど、美味すぎるのはダメで薬らしいドリンク剤らしい味の方がいいって、そういうものなのか
ビッグ錠「きゃらばん」(ヤングジャンプ・コミックス『仕事塾』収録)
ビッグ錠さんの描く「いかすバンド天国」がヤバイ。なんか鼻田香作みたいなモヒカンがボーカルやってるし
手塚治虫&さいとう・たかを『過去からの声』
豪華タッグ読切作品。存在は知ってたけど、読むのは難しいだろうなと思ってたら、コンビニ本に普通に収録されていた。こんなアッサリ読めるとは
(「さいとう・たかを ON ビッグコミック」2015、小学館 My First BIG Special)
山川直人さんのイラスト目当てで買った『わかりやすい離婚』だけど、絵の力もあってか、結構面白く読んでしまうな
20年前の中古本ということで、前の持ち主のマーカーがあちこちにある。主に調停離婚に関する部分を重点的に…。悲しい痕跡本だ
無から有を生む創造の仕事はこれほどまでにきびしい仕事なのだ!
わしは…わしは今後雑談をやめるっ
雑談は無益なばかりでなく有害だ!
きょうかぎり わしは雑談しない!
木本正次&影丸譲也『劇画 トヨタ喜一郎』(復刻版。産業技術記念館、1994年)
そこまで言うのか…
佐久間薫『喫茶ねこ』(2016、小学館「月刊ねこだのみ Vol.12」収録)
猫とふれあえる喫茶店…ではなく、猫が経営してる喫茶店。かわいいですね
藤子不二雄A『プロジェクトPOS—ある事業部の挑戦』(1989、中公漫画叢書)
POS(=Panasonic Order System)
という実在の自転車オーダーメイド事業ができるまでの軌跡を描いた漫画
藤子A作品の中でもかなり異質な作品。でも結構面白かった。この頃はFAXが時代の最先端だったんだな…
堀井雄二『カッパ君旅日記』(ビッグコミックスピリッツ増刊号Manpuku! 1997年6月2日)
巨匠の考えるネタは難しい
ちなみにドラクエVIIは現実には来来来年(2000年8月)に発売されました。嘘つき!
冬口たくみ『拳銃百科』(1988、けいせい出版 KEISEI 21 COMICS)
日活ハードボイルド的な作品や、サイバーパンク的な作品が混ざった、不思議な雰囲気の作品集
この作者は諸星大二郎アシスタントを務めたこともあったようだ。この絵柄で…