この一冊は山岸先生の短〜中編のバレエ漫画を集めていてブラックスワンは他でも持っているけれどいっぺんに読めるのはよろしい。それにしてもニジンスキーはもはや伝説として良いけれどより現代に近い実在のバランシンやトールチーフをここまで心理の闇テキストで漫画にしてしまうのは大丈夫なのかしら
この話はこんな展開になります笑
つる姫最高、大好き!今でもよく読み倒す
どのネタも面白いけれど特にこういうパロディものの破壊力は抜群
この半分ずつ化粧の図のインパクトよ…土田よしこ先生、流石赤塚不二夫の元で働いたこともあるぶっ飛び具合
「つるはバラより激的な私は美しい春です」
徳南晴一郎、代表作『怪談人間時計』
時計屋の息子「耳タダシ」は時計が大好き、なのに最近家中の時計が3時間遅れている…
野次馬にトラウマを抱いて以来不登校のタダシの元に時計のような姿の家庭教師がやって来た時、耳家の悲劇が始まった…!
時計針の生えた母と療養に行ったその先には…!
ハイスペック男子長島くんのいとこでチャコに気があるお調子者で食いしん坊なザ・3枚目の戯け者、その名も坂本九。
これまた変名皆無の直球ネーミング、九ちゃん国民的にこんなイメージだったのね…と…。割と痛い役ながら愛されキャラでもあるので許されるのか当時の大らかさが素敵
怪奇漫画期の画風はもうほとんどドイツ表現主義。カリガリ博士にホラー映画ぶち込んだようなテンション。これ以上なく奇怪なデザインの人物に、もはや人に見えないモブ、遠近感もパースもすべて無視したアナーキースタイル。かつ全てが閉塞感に満ち満ちていて禍々しい。完全にアート。
ちょっとした感想や考察、情報の追加が目まぐるしく溜まり、フレディ像以外撮影不可だったので必死に頭に留めて直後にメモしまくったので少しずつ気紛れに出していこうと思う。
正にあ〜みんのこの画像状態だったわよ…
自分で後でまとめて見られるようにタグつけようかな
主人公に「指 地図夫」「耳 タダシ」なんてつけちゃう徳南先生の唯一無二の感性は限度を知らない。
中でも1番すごいのは両作品に出ている脇役の(役柄は違う。スターシステム!)
無階 束古也(むかい たばこや)
これほど人を不安にさせるネーミングセンスがあるでしょうか……