【オスカー・ライザー研究②〜別オスカー】(1/3)
『11月のギムナジウム』でのオスカー
このオスカーは本家オスカーと似て非なる別のオスカー
同じキャラを使った派生作品
本家オスカーのような優しさや叙情性はないが、頭の回転が早く心理戦に強い詐欺師的性格のガキ大将とこれまた魅力的!
ハイスペック男子長島くんのいとこでチャコに気があるお調子者で食いしん坊なザ・3枚目の戯け者、その名も坂本九。
これまた変名皆無の直球ネーミング、九ちゃん国民的にこんなイメージだったのね…と…。割と痛い役ながら愛されキャラでもあるので許されるのか当時の大らかさが素敵
このフレディくんは文武両道に秀でているが嫌味で性格悪いキャラなのでフレディからとったのは名前だけかな。主人公はこちらの↓ペンペン。文武両道に秀でなく太目。室山作品らしい勢いある罵倒が好き!
#ペンギンの日
徳南晴一郎、代表作『怪談人間時計』
時計屋の息子「耳タダシ」は時計が大好き、なのに最近家中の時計が3時間遅れている…
野次馬にトラウマを抱いて以来不登校のタダシの元に時計のような姿の家庭教師がやって来た時、耳家の悲劇が始まった…!
時計針の生えた母と療養に行ったその先には…!
ジョンとポールとパリ妄想劇場
フレアパンツを買って早速着てみたものの、この時代のリバプールには無理なんじゃないかと気付いた2人
ジョン:……これって…ゲイっぽ過ぎないか?
ポール:あ〜〜……うん
ジョン:まあ、お前はなんとなく可愛いわよ、ポーリーちゃん!
ポール:だまれ
つる姫のこのネタ、オリビアはオリビア・ハッセーだけど、オスカルもオスカルだけど実写版主演のカトリオーナのことだったのだなぁと分かって当時の広告サーチしたら
あった!納得!
オスカルや岡ひろみなど同時代のヒロインに度々嫉妬しているつる姫、女優もあまねくライバルだったのね…
(2/4)
引き続きトーマでのオスカー。
トーマ連載中にも萩尾先生の筆致はどんどん変化していって、初期の線の太い若干の少年漫画っぽさが残っている頃(1枚目)から終盤の流れるような空気感に満ちた繊細な線(2枚目)へと絵柄も登場人物も成熟し、オスカーもますます美しくなっていった…
【オスカー・ライザー研究①〜本家】(1/4)
オスカーは我のみならず、あらゆる読者が惚れ込んだに違いないが、萩尾先生もお気に入りだったに違いない。オスカー本人の登場作品も複数ある上、別のオスカー、オスカーの原型、などオスカーが沢山。
まずは本家トーマのオスカー
台詞がまたたまらんね
名高いプー棒投げの橋
小さい…座り姿が心許ない…と思いつつプー棒投げの絵を見ると、プーも立って下段の柵に寄りかかってるくらいだからうちのくまはプーとまあまあ同じくらいの大きさなのだわ、少し小さいし形違うけど
勿論棒も投げたし投げさせたよ!
(7/10)
フレアパンツを買って早速着てみたものの、この時代のリバプールには無理なんじゃないかと気付いた2人、の妄想会話
ジョン:……これって…ゲイっぽ過ぎないか?
ポール:あ~~……うん
ジョン:まあ、お前はなんとなく可愛いわよ、ポーリーちゃん!
ポール:だまれ