南波あつこ先生「カモナマイハウス」
「頭に何かついてる」
昭和の頃はそれが花びらだったりした。
平成になりそれは芋けんぴになった。
そして令和はセミのぬけがら。
紆余曲折に日進月歩な少女漫画の世界。
次の時代には、主人公の頭に何がついているのだろう。
田村由美先生「ミステリと言う勿れ」8巻
ドイツにホームステイした人の体験談。
ドイツでは食器をシンクでつけ置き洗いしたら、泡がついたまま拭くのだという。
うう…私には無理だ。泡があれば水で洗い流したいし、できれば食洗機を使いたい。
水道と電気を好きに使える暮らしって特別なんだなあ。
つるまいかだ先生「メダリスト」1巻
学校でバカにされ惨めな毎日を送る少女。
スケートだけが心のお守りだった。
「私にも誰かに負けないことがあるって」
「上手にできることがあるって」
「私は恥ずかしくないって思いたいの!」
泣いた。全私が号泣だ。
今一番熱いフィギアスケート漫画。傑作です!
高松美咲先生の「スキップとローファー」5巻を読んだ。
面白い!最高!
今巻のクライマックスはまこっちゃんの初デート回。生まれて初めてのデートに、生まれて初めてのお洒落をして臨む。
人事は尽くした、いざ出陣!
若者達の悩みと挑戦と友情に、キュンキュンしっぱなしの傑作高校生活漫画です。
緑山のぶひろ「罠ガール」6巻
鹿による農産物被害が深刻だ。高齢化でハンターが減少しているため、駆除もままならない。農家などが苦労して捕獲しても、その処理が問題だ。ジビエ料理店などごく一部が食肉として流通するが、ほとんどは廃棄される。自然と人間の共存、その実現には色々と課題が多い。
中学入試申し込みの段階になって明らかになる費用の数々。
高額な受験料、莫大な入学金。本命校はもちろん、滑り止め校にも支払いが必要になる。その額は百万円以上に及ぶ場合もあるという。
度重なる塾の費用支払いで疲弊した親たちに痛恨の一撃になる。
怖い。中学受験怖い。
腹を括らなきゃだなあ。
私は同じテーマについて取り上げた、複数の書籍を読むのが好きだ。著者によってまるで異なる視点や結論を読み込む、そこに読書の醍醐味を感じる。
素晴らしいと思える本を読んだら、別の立場で書かれた本を探して読んでみる。それにより人の知識が自らの思考法に昇華し血肉となる。
読書って楽しいな。