⑨カナーリの牢獄とか、強力な超能力者たちとの間で繰り広げられる死闘とか、金星(V-7では火星)に到着した後のストーリーは全くの別物でしたし、何より「宇宙の監視」においては催眠術や精神感応で敵をだますといった使い方がほとんどで、
⑧「宇宙の監視」を読んでみた感想としては、ミュータントたちの超能力であるとか、一つの能力しか使えないといった設定や、普通の人類と超能力者たちとの戦いから始まるという導入部については、横山先生も参考にしているなーという感じでしたが、
⑦そして、最終的にはレイヴンたちが破壊工作を鎮圧するんですが、実は彼らは遠い星系から来た異星人ではなく、この宇宙全体を俯瞰することのできる高次元の存在で、人類を正しく進化させるために監視していたというオチになっていました。
⑥その後、金星に潜入したレイヴンは、同じ異星人仲間で小太りのチャールス(ブレランドの原形みたいな感じですね)と一緒に能力を駆使して、破壊工作の首謀者を探していくという展開になっていました。
③地球政府からの依頼を受けて、金星と火星のミュータントたちの破壊工作を阻止しようとするストーリーでした。ミュータントたちの能力は、精神感応、空中浮遊、発火、容姿変貌、催眠術、昆虫音声理解、瞬間移動などといったもので、
②内容は、宇宙放射線によって突然変異的に発生した金星と火星のミュータントたちが、地球からの独立を求めていろいろな破壊工作を行う中で、遥かに遠い星系から地球人類を監視するために潜入していた同じミュータントの男レイヴンが、
⑥ちなみにこの付録には、当時の「智プロ」のスタッフの様子も載っていましたが、手塚プロから独立した井上智さんや福元一義さんが中心となって、この「マグマ大使」のほか、「黄金バット」なども執筆していたようですね。
④内容は、付録23ページで無理矢理連載を終わらせた感が強く、石に変えられたアースは実は身代わりの術で逃れていたとか、ゴアに強奪された地球自体もアースの作った偽物であったとか、余りにもこじつけ感が強いラストでした。
③ちなみに、その前年の昭和32年の段階で、「少女クラブ」夏休み増刊号に、「墓場からのぞく目」という吸血鬼マンガをすでに発表しているので、ルーツ的作品として、こちらにも触れてくれていると更に嬉しいですね。(^^)/
これは竹宮恵子さんが描いた影丸や009などのイラストです。確か角川のバラエティという雑誌に描かれたもので、すごくきれいなカラーイラストだった記憶があります。竹宮さんの嗜好がよくわかるラインナップじゃないでしょうか。(^^)