そしてこれは、昭和32年の冒険王で発表された異色作「闇におどる猫」の予告カットです。横山先生自身が主人公で、おまけに殺されるという、ルール破りのミステリーでした。(^_^)
S49年の少年チャンピオンに発表した「刺客伝」の予告カット。今となっては、よくぞ、始皇帝を狙う暗殺者の実話エピソードを少年誌に発表したもんだと、その独自性に舌を巻いてしまいますね。(^^;)
「魔法使いサニー」の予告ページ。横山作品の中では最長の3ページに渡る予告編でした。
実は最近まで2ページだと思っていたんですが、今丸さんに3ページ目があることを教えてもらい、びっくりしましたわ。(^^)/
タイトルと絵に引かれて購入したんですが、妻が死に、娘が不登校となり、会社では中間管理職としての軋轢を抱えるおじさんが、偶然出会った女子高校生に癒されて、惹かれていく話。
会社での軋轢がリアルで重たいだけに、こんな女の子に出会ってしまったら抗えないよなーと思ってしまいました。(^^;
うーん、現在ヤフオクに出品されている影丸の色紙は、どうやら現代マンガ図書館に飾られている色紙を真似て描いたもののようですね。
こういう簡潔な描線のイラストだと、色紙の真贋を見分けるのがかなり難しくなるので、手を出さないのが一番かもしれません。(^^;)
小沢さんの「ばらの合唱」は昭和39年のマーガレットに短期連載された作品ですが、この頃の横山先生は「鉄人」や「影丸」の連載を抱え地獄のように忙しい時期でしたし、絵柄やペンタッチもかなり違います。
また、新宿の古い下宿屋を借り切って仕事場にしていたということは、横山先生が自宅を建てる昭和35年以前のエピソードだと考えられるので、それから推測すると、昭和34年に発表された「死の町」辺りを代筆したんじゃないかと・・・。絵柄やタッチが横山先生にそっくりなんですよね。(^^)/
横山キャラで連想されるのは、この辺ですかね。まあ、いずれも人間じゃなくてロボットなんですが。(^^) https://t.co/EMow1XzcBu
遅ればせながら、少年チャンピオン連載中のこれを読みましたが、「おお、すげー」と思ったのは、この辺のエピソードですね。
確かに「ブラックジャック」も1話完結型だし、「バビル2世」は気に食わなかったということか・・・。(^^;)
これは「殷周伝説」の最終回の最終ページですが、それに併せるようにして雑誌自体も今号で休刊となり、二重にショックだったのを覚えています。
「(これで)〆切りに追われることなく養生に入れる」という横山先生のコメントが、連載雑誌に載った最後の言葉となりました。
@yok_mola ちなみに、気になって秋田文庫版を見てみたら、こんな色合いでした。けっこう適当に塗っているのかもしれない。(^^;)
先週、東京へ行った時に、もしかして「たの幼」版にも予告カットがあるんじゃないかと思って、国際子ども図書館へ行って閲覧してみたらありました。(^^)/
なお、鉄人だけは予告が無かったので、掲載号の扉絵を。