「管仲」で思い出す言葉は「管鮑の交わり」ですが、この話の中で強く印象に残ったのは、和平調停の場に乱入して「奪われた領土を元に戻せ」と脅す敵の武将と、それに対する「管仲」の対処方法を描いたシーンでした。興味がありましたら単行本で読んでみてください。(^^) #史記列伝

「商鞅」は厳格な政治体制の確立に命をかけた政治家で、その定めた法令の中の文言を見ると、「げえっ」と叫んでしまうようなものがたくさんありました。す、凄いですね……。 #史記列伝

しかし、その「商鞅」の厳格な政治姿勢が自らの首を絞めることとなり、自分の作った法律によって裁かれるという悲劇的な結末になっていました。さらにビッグゴールド版では有名な「車裂きの刑」まで描写されており、もう言葉もありませんでしたわ。(^^; #史記列伝

この昭和３１年の掲載版を見て初めて知ったんですが、住所が神戸市須磨区大池町の実家になっていること。これは貴重な資料ですね。 #横山少女漫画

サーニンのエピソードでしたっけ。懐かしい。 横山先生は他にも競馬をテーマに描いていますが、いずれも八百長がらみの悲しい作品でした。(^^; https://t.co/55UC4dEu4H

このエピソードでの孟嘗君と馮驩の機智に富んだやり取りやその関係性がなかなか面白くて、最後まで興味深く読むことができました。 こういう主従のあり方は、すごく惹かれますね。 #史記列伝

ということで、春秋・戦国時代の様々な人間たちの生き様を描いた興味深いシリーズでしたが、雑誌「チェアマン」はこの第５号をもって休刊となってしまったため、その２年後に創刊された「ビッグゴールド」において再度発表し直したというのが経緯のようです。 #史記列伝

ビッグゴールド版が「司馬遷」の生涯を時系列に淡々と描いているのに対して、別冊ポスト版では皇帝侮辱罪を着せられ、過酷な拷問を受ける「司馬遷」を中心にして、何度も過去を振り返るという構成で描かれていました。 なので拷問シーンが全部で８ページにも及びます。(^^; #史記列伝

この何度も引き続く拷問という過酷な描写があったからこそ、その後の史記編纂にかける彼の執念がよく分かるようになっていましたので、個人的にはこの別冊ポスト・チェアマン掲載版の「司馬遷」が単行本未収録になっているのは非常に残念だと思っています。 #史記列伝

そのラストは、国際密輸団が八百長事件を仕組んでいたというものでした。 そして、このオチでハッと気が付いた方は重度の横山マニアです。(^^) #横山少女漫画

そうです。国際密輸団といえば、鉄人に登場するＰＸ団ですね。 鉄人にＰＸ団が出て来るのは昭和３１年の１１月号からなので、それよりも１０か月近く前に、「春風」で登場済みだったということになります。これは新発見だ。(^^)/ #横山少女漫画

今巻の前半は袁紹に反旗をひるがえす孫堅を中心に描かれており、戦闘シーンはジャーンジャーンの嵐でした。