「一九世紀半ばまで、ヨーロッパの農業者は、一般的に、高い農産物価格を得ていたのに対して、農業労働者に支払う労賃は低かった。これは、大陸部の工業発展が不十分で、労働者にとって農場に代わる場所が存在しなかったためであった。」(戸谷浩訳『農の世界史』ミネルヴァ書房、P153)
「早く効率よくやることだけが上手な時間の使いかたじゃないと思うよ
時間をわすれて遊んだり
好きなことにむちゅうになるのだってりっぱな時間の使いかただよ」
(沼田晶弘監修『ちびまる子ちゃんの時間の使いかた』集英社、P154)
「砂糖は奈良時代にわが国にもたらされたともいいます。その将来者として鑑真和上の名前が挙げられることが多いのですが、これは唐から日本へもたらそうとした品物の目録に「石蜜・蔗糖等五百余斤、蜂蜜十斛及甘蔗八十束」とあることによります」(青木直己『図説 和菓子の歴史』P35)
#砂糖の日
「近世以前、道を行くのは、人であれ馬であれ、いずれも徒歩であった。道は東海道の一部や京都ー伏見間のような特定の車道を除けば、硬い路面である必要はなかった。人はもちろん馬さえも、硬い靴や蹄鉄ではなく、軟らかい草鞋や沓を履いていたのである。」(金田章裕『道と日本史』日経BP、P228)