勝麟太郎(後の海舟)がまだ若い頃。貧乏で書物屋で立ち読みばかりしていた麟太郎の前に、江戸で書物を買い集める商人・渋田利右衛門が現れます。
マンガ『夢酔独言』百四十一話(1/4)
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勝夢酔(小吉)38歳。1ヶ月におよぶ交渉の末、ついに江戸の地主に用立てる金を受け取った夢酔。ところがその晩、地主に150両もの借金があることが発覚します。
マンガ『夢酔独言』百二十一話(1/4)
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「小田原の三枚橋まで来て、茶屋の脇で寝ていたら、人足が五、六人来た。
『小僧や。なぜそんな所で寝ている』
と言うから、
『腹が減って仕方がないから寝てるんだ』
と言ったら、飯を一杯くれた。
その中の四十ばかりの男が、
『オレの家へ来て奉公しやれ。飯がたくさん食えるぞ』」
勝小吉が42歳(天保十四年、西暦1843)で『夢酔独言』を書くに至ったもしものエピソードです。
マンガ『夢酔独言』六十二話(1/4)
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勝小吉28歳。亥の日の祭で、神主の甥とケンカになり、刀を抜く騒ぎを起こした小吉。周りの人の仲裁で騒ぎは収まりますが、今度は仲直りの印に、大嫌いな酒を飲むよう勧められてしまいます。
マンガ『夢酔独言』六十話(1/4)
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「『この講の連中はおれが骨折って集めてやったのに、兵庫は有り難いとも思っていないらしい。おれは講中を抜けるから、そう言ってくれろ』
と言ったら、友達が、
『それもそうだが、せっかく集まったのに、お前様が抜けると皆抜けてしまうでないか。兵庫も後悔しているから、許してやれ』」
テステス、要約漫画4ページ目上半分が、ザックリ埋まりました。
家出して快適生活してたら連れ戻されて檻に入れられ、脱走を試みつつも手習いしてたら息子が生まれた小吉。
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「一度、馬喰町の火事の時、馬で火事場へ乗り込んだことがある。今井帯刀という御使番にとがめられて、一目散に逃げた。本所の津軽屋敷の前まで追いかけられたが、馬の脚が達者だったから、とうとう逃げおおせた。」
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「おれの弟は七つばかりだったが強かった。一番に追いかけたが、前町の仕立て屋の息子で弁次というやつが、引き返して来て弟の胸を竹槍で突きおった。その時おれが駆けつけて、弁次の眉間を切った。弁次の野郎が尻もちをつき、ドブの中へ落ちたから、続けざまに顔を切ってやった。」
勝小吉34歳。地主一家の隠居に跡継ぎの世話を頼まれ、嫁取りから屋敷の修理まで、小吉が奔走します。
マンガ『夢酔独言』八十話(1/4)
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