例の天井に付いてるアレ、八間(はちけん)とゆう照明器具のようです。やっと正体が分かった。
マンガ『夢酔独言』の吉原のシーンにも登場します(3コマ目)。
(2/4)
「『まず髪を何とかしろ』
と言って、茶屋の向いの髪結所へ連れて行って、おれを月代にさせた。
『その格好じゃみっともない』
と、奇麗な浴衣と、三尺手拭いをくれた。
『何しろ杖をついていては仕方がない、駕籠に乗れ』
とも言って、駕籠を雇って乗せて、毎日よく世話をしてくれた。」
(2/4)
「謝って漁師町を出た。飯を食いながら愛宕山に入って、一日寝ていて、その晩は坂を下りるフリをして、山の木の繁っている所で寝た。
三日ばかり人目を忍んで、五日目の夜に両国橋へ来た。
翌日から、回向院の墓地に隠れて、少しずつ食物を買いに出たりした。」
#はやおき訳
(2/4)
「おれが子供の時には、非常に貧乏で、或る年の暮などには、どこにも松飾りの用意などして居るのに、おれの家では、餅を搗く銭がなかつた。ところが本所の親属の許から、餅をやるから取りに来い、と言つてよこしたので、おれはそれを貰ひに行つて、…」
#勝海舟
(3/4)
「高野長英は、有識の士だ。その自殺する一ケ月ばかり前に、横谷宗与、これはおれの知人だが、この宗与の紹介で、夜中におれの家へ尋ねて来て、大いに時事を談論して、さて帰り際になつて、おれにいふには、拙者は只今潜匿の身だから別に進呈すべき物もないけれど、…」
#勝海舟
(3/4)
※フィクション演出です。
嘉永元年(西暦1848)、麟太郎は「ヅフ・ハルマ」を二部写本し終え、一部は売って、一部は教本にして蘭語塾を開きます。
(2/4)
「おれは馬が好きだから、毎日門前乗りをしたが、ふた月めに遠乗りに行ったら、道で先生に出くわしてしまった。困って横丁に逃げ込んだが、次の稽古に行ったら、小言を言われた。
『まだ鞍にも座らぬくせに。今後は決して遠乗りはしないように』」
#はやおき訳
勝小吉21歳。お金も無ければ仕事もないので家で居る小吉ですが、普段やりとりのない妻とケンカになります。
※全編フィクションなので、読まなくても大丈夫です。
マンガ『夢酔独言』四十六話(1/4)
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