ビッグコミック1527号のちばてつや『ひねもすのたり日記』がえらいことになっていて、ちばてつやファンとしてはヒー!たまらん!という感じです。
力石を殺す/殺さないでテレビ局のお偉方、原作の梶原一騎の面々が集まって。この絵だけでもたまりませんが、梶原によるちばてつや評がたまりません。→
「家事のほとんどは『元にもどす』ということが肝です。現状復帰をし続けるのが家事なので成果が見えにくい。だからこそ、独りで引き受けている人ほどしんどくなるんです」
なるほど…と感銘を受けました。パトレイバー後藤隊長の名言「俺たちの仕事は本質的にはいつも手おくれなんだ」を思い出す。 https://t.co/oKyOTha8TO
ビッグコミックオリジナル(1423号)のコラムの充実ぶりがすごい。
・鈴木敏夫『東京物語』
・角田光代『私だけの東京』
・北上次郎『小説はゆっくり読むのがいい』
・関川夏央『映画『東京オリンピック』再見』
コラムだから短いが、どれも読み応えがある。→
『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』は下記の人たちにとって必読の書だと思います。
・書くことに慣れていない方
・書くメカニズムに思いを馳せたことがない方
・ロジックばかりで実践しない方
・今の時代はコンテンツ作成が重要な業務になったのにそう思えない経営陣
気になってたけど未読だった『八百森のエリー』。宇都宮の青果市場が舞台の良作漫画です。
作者は想像もしてないと思いますが、これWeb制作者も刺さりまくります。どこが?と聞かれたら、やっぱり生産者と購入者を「繋げる/届ける/伝える」ための中間業者という点においてWebも同じだなあ…と。→
ビッグコミック1519号、ちばてつやの『ひねもすのたり日記』。
『あしたのジョー』力石の減量と中国引き上げの描写、最高でした…あしたのジョーが大好きなのに、迂闊にもこの視点を重ねたことがなかった。
NHKの長野放送局が #マンガで見てみる長野局 なるWebページを作っていた。地元なのに全然知らなかった。続けるのが大切なので、連載100回を目指してがんばってほしい。
NHK長野 × dollly マンガで見てみる長野局
https://t.co/OEKT9fgyul
今週のビッグコミックオリジナル1417号『徘徊先生』(伴茶影/はしもとみつお)は素晴らしかったです。
映画にしてほしい。1時間ドラマでも良質な作品になると思います。カニのおじさん役を誰が演じるか考えるだけでワクワクする。誰だろう。ダンカンとかいいなあ。
『プロゴルファー織部金次郎』を読んでいたらこの台詞にグッときました。
「あんまりつらい時にはな…こう思うといい…43年前にはまだいなかった、43年後にはもういない。『まだ』と『もう』の間で人は生きとるんだ。だからしっかり生きにゃな」
今日もしっかり生きよう。
『BLUE GIANT EXPLORER』の5巻を昼休みに読む。連載中にグッとシビレた言葉も載っていて。今巻も最高だなああ。
If you give all,You are given some.
全てを捧げている人には、何がが与えられる。
ビッグコミックは今号(2021年11月10日発売)も素晴らしかった。
・表2での白土三平氏、岡本鉄二氏への哀悼
・『C級さらりーまん講座』での両氏への哀悼
・『正直不動産』でのジョブズの言葉
・『ひねもすのたり日記』での梶原一騎、ちばてつやの力石葬儀に参列する2ショット(たまらん)