2本目「帰らざる星春」は、コンビ芸人が解散して、かたや売れっ子司会者になり、かたや芸能界を辞めて普通に働いてて、後者と付き合ってた元マネージャーが20年後に職場で前者に再会して心が揺れ動く話。オチは心だけコンビ時代に戻ってのエア漫才。なんだこれw
3本目「星楽のマドンナ」は、オペラ好きのボート場管理人が引退時に職場から大ファンのオペラ歌手の生歌をプレゼントしてもらう良い話。あと、ついでにガンも治る。NK細胞が末期ガンを治すのは8巻の「我が星の果てるまで」以来2度目ですね。
黄昏流星群33巻読了。1本目「星鵠を射る」は、元刑事が犯罪分析をしてたら同じ日に同じ病院で生まれた人の関連性に気付く話。「おでん屋のオヤジが実は悪魔だった話」として知る人には知られていますね。あと、2008年2-6号掲載だけど2007年にブレイクした小島よしおがもう出てます。早い。
黄昏流星群34巻「武士の星空」読了。1巻使った時代劇モノ。養子に出された武家の三男が学問を学んだり武士社会に疑問を持ったり義父の凄さに気付いたりする話。衆道もあります。
黄昏流星群35巻読了。1本目「遊星萌ゆ」は、秋葉原のメイド喫茶に迷い込んだ大学教授がそこで働くメイドに美人局されたりする話。舞台は2008年の秋葉原!看板に描かれているのはこどものじかんとらき☆すただろうか。2枚目は何も分からず勧められるがままに頼んだ「ツンデレどえすコース」w
「ツンデレ」の意味を正確に推察するあたり、さすが大学教授だ! あと、今回のヒロインは正確な年齢は不明だけどおそらく20歳前後、下手すりゃ18-9歳と、回想とかではなく現在の話でこの年齢で濡れ場がしっかり描かれるのはかなり異例。一読の価値ありだ。(身体も言葉遣いもババ臭いけど)
黄昏流星群36巻「惑星同期会」読了。スターウォーズならぬ「惑星大戦争」が好きな女3人組の30年後の人生の話。息をするように当然のように不倫をする。それぞれの男が別で出会ったりとか偶然が絡み合って、でもなんだかんだで最終的にはそれぞれの幸せを見つける。
3本目「深夜の双星」は、深夜食堂みたいな朝までやってる小料理屋のおっさんと謎の金持ちババアの話。初っ端から「深夜食堂みたい」と明言してるし、パクリというのではなくリスペクト・オマージュって感じですね。最終的には本当に深夜食堂になるし。いいんかいw
黄昏流星群39巻読了。1本目「萬代星の女」は、新潟の萬代橋ですれ違って一目惚れした女を追って、同窓会で再会した旧友と新潟に行って見つけたら、実は北朝鮮のスパイだった話。射殺オチ。ところで、新潟はあまりちゃんと市内観光とかしたことないんだけど、巨大小林幸子像は今も居るの?
黄昏流星群40巻読了。1本目「天使に星の砂」は、竹富島に自殺しにきたOLがおっさんに助けられる話。あと、おっさんは実は天使だった。ほら、羽が生えた。こらもう完全に天使よ。2本目「星謐の庭」は、先立った妻が実は隣家の男(故人)と浮気してたのではと疑う話。最終的に隣家を継いだ娘と結ばれる。
3本目「星と死の狭間で」は、植物状態になってしまったが意識はあり周りの声は聞こえる男の話。遺産をめぐる骨肉の争いとか妻の不倫とか秘書や愛人の裏切りとか全部聞こえてるが何もできず、救いは優しく処置をしてくれる看護師のみという辛さ。看護師さんが神様だったのは真実か夢か。
黄昏流星群41巻読了。1本目「星子のロンド」はレズビアンカップルの片方が子供を欲しがる話。人工授精ではなく自然受精を選んだら、行為を繰り返しているうちに男性へのトラウマ薄れていき、結局レズビアンカップルは破局して、妊娠した方はその男性と結婚。まさにNTRやね…。