時は流れて2030年。スタイリッシュなビルが立ち並び、謎のライトは天を照らす。これは間違いなく近未来。スーパーはパネル表示で支払いは電子マネー。セグウェイ的な装置で移動してテレビ電話で通話。これぞ近未来。なんやかんやでそれぞれにできてた子供が結婚するとなり、レズの2人も再会して結婚!
2本目「もんじゃ座の星」は、製薬会社の副社長がお忍びで行った月島のもんじゃ焼き屋の女将と恋をする話。島耕作と名乗ってマジメに怒られるw 女将が子供を失ったのは自分の会社のせいだと知り、最終的には社長になるのを辞めて退職して妻とも別れて被災地の東北で贖罪ボランティアエンド。
2本目「金星症候群」は、禁煙できずいつも公園でタバコ吸ってた男とそこで出会った少女とのささやかな恋の話。ヒロインの年齢は最年少記録を更新して15歳! でも弘兼先生、ババアの描き分けは得意だけどある程度若くてしかも美人という属性だとだいたい同じような顔になるよなぁw
黄昏流星群43巻読了。1本目「星霊の巨石」は、埼玉の田舎へセミリタイアしたイラストレーターが、庭にあった巨石に封印されてた霊をうっかり復活させてしまうオカルトホラー回。絵を描いてたら怖いアレンジされてたりとか、ホラー演出全部乗せセット。いろいろ怖い。
でも、ドアの下の隙間から出された指をちょん切るのは度胸あるなw 霊体での脅しだけじゃなくて近所のスーパーの女の肉体に取り憑いて襲ってきたりもして、とても画像は見せられないけど取り憑いた女の肉体で全裸で性的に襲ってきたりもする。
2本目「タイムカプ星ル」は、中学の同窓会で43年ぶりにみんなでタイムカプセルを開けて中に入ってた過去の自分からの手紙を読んだりする話。自殺した同級生が書いてあった、教師に犯されてたという秘密を書いた手紙は、胸糞教師に食べられる。こういう奴にはちゃんとバチが当たるのでご安心ください。
黄昏流星群44巻読了。1本目「冬の金星」は、40巻収録「天使に星の砂」の天使が再登場。2話の短編。不幸そうな人に幸せをあげる仕事をする。時間を30分戻せるタバコを貰ったタクシードライバーは有馬記念でそれを使おうと目論むが…。オルフェーブルが勝って4冠馬になるのもオッズも史実通り。
そういえば、黄昏流星群にスマホが出てきたのは44巻が初めてかと思ったけど、少し読み返したら43巻の霊能力者を連れてきた編集者が使ってるのが初スマホかもしれなかった。
まぁ中身は特に家政婦のミタとは関係なく、家政婦は実はオウム真理教ならぬダルマ安心教の逃亡犯を匿ってる。あと、主人公は行きつけのソープ嬢と結婚する。イケおじパワー。
2本目「俺の明星」は、武闘派ヤクザの会長がAKB48ならぬASK45というアイドルグループの子が偶然自分の愛人と同じマンションに住んでいることを知って気に入って部屋を覗いたり恋をする話。こっそりと秋葉原にグッズを買いに行ったりする。武闘派ヤクザなので当然ハッピーデスエンド。まぁ仕方ないね。