大宮駅から徒歩20分、上小町、首無し地蔵尊近く、個人商店が殆ど生き残っていない住宅地に佇む大正14年創業の蕎麦屋。あと4年で百周年。創業前年の大正13年の地図を見るとこの界隈(上小村田)は一面田圃である。往時に思いを馳せる。
鴨汁付け饂飩とざるそばを頂く。手打ちうどんは平打ちで食べ易い。
浅草橋駅から徒歩6分、鳥越神社近くの路地に佇む創業約50年の喫茶「はっぱ」
珍しい屋号だが以前はスナックや雀荘も営まれていたとの事。高齢のご夫婦で切り盛りされている。安価なランチの豚しょうが焼とレモンスカッシュを頂く。古い喫茶店が多いこの界隈も地上げで更地が増えてきている。
喫煙可。
川越に来たのはいいが蔵造りの町並みの一番街周辺は「わざとらしいレトロ感」満載のくだらない店ばかりで浴衣を着た若いアベックがイチャイチャしやがってクソつまらねえ町だな、と思ったら新富町1丁目の路地に鄙びた団子屋を見つけた。創業70年超、夏季は餡団子の販売なし。焼団子は香ばしくて美味。
暖簾が襤褸襤褸な店に其処は彼とない魅力を感じるのはなぜだろう。大泉学園駅から徒歩25分、西大泉3丁目の交通量の多い狭い街道沿いに佇む手打ちうどん屋。昼前にも関わらず男の客ばかり来訪していた。
肉うどん小とタヌキあつもり小を頂く。小盛りにしてもらったが大盛りだった。これは食べ応えある。
水戸駅徒歩20分、本町商店街(ハミングロード513)に佇む創業68年のラーメン屋兼甘味処。客席裏の厨房から餅を搗く音が聞こえて来る。寿司一皿とドーナツ、キンピラ団子を頂く。餅は搗き立て、寿司は巻き立て、やはり手作りの味は旨い。
商店街の和菓子屋が衰退する中で水戸に繁盛店が生き残っていた。
柴又駅徒歩5分,創業20年の手打ち蕎麦屋。人気でお洒落な蕎麦屋には疾うの昔に興味を無くしているが「熟成蕎麦」とやらに興味があり訪問。おすすめの冷奴が豆腐屋の出来合え物でテンションが下がったが蕎麦は文句なしに旨かった。でも水蕎麦は意味不明だし思った通り熟成蕎麦は蕎麦の香りが飛んでいる。
東京を代表する居酒屋「みますや」が酒無しで営業を再開している。でも午後6時で客は俺1人。以前はいつ来ても超満席。こんな状況は寂しい限り。でもみますやを独り占めできるなんてもう2度とないと思うぞ。酒は無いけど旨いツマミは沢山ある。
晩御飯を食べに老舗酒場を訪問するのも乙なものである。
京成小岩駅から徒歩6分、北小岩2丁目に佇む老舗酒場。今は昼11時から19時頃まで営業している。モツ煮込みと天ぷら盛り合わせを頂く。テレビの前では先代が鎮座して「映像の世紀」を真剣に見ていて、娘さんらしき女性に「お茶おかわり」と要求して「ちょっと待っててよ!」と怒られていた。いい酒場だ。
昭和50年公開「極道社長」に登場する大衆食堂「民ちゃん」の看板には「うどん丼物一式」と記載がある。この宣伝文句「丼物一式」を東京の蕎麦屋や大衆食堂で見かけた事がない。大阪の山王市場通商店街に佇む「助六」にこの記載がある。関西で「丼物一式」を看板に掲げる店が点在しているのは興味深い。
新橋駅前ビル1号館2階に佇むビーフン屋。創業は新橋駅前ビル完成の昭和41年よりもっと古く創業約70年との事。五目焼ビーフンと蟹玉スープビーフン、中華ちまきを頂く。新橋のサラリーマンが羨ましくなる旨さ。
来年でこのビルは取り壊しですか?と伺うと「そんな事にはならない」と聞き嬉しくなった。
舎人ライナー赤土小学校前駅から徒歩6分、尾久本町通り沿いに佇む創業約57年の三好弥。高齢の女将と娘さんらしき女性の2人で切り盛りしている。夜のみ営業。袖看板と暖簾には「とんかつ・洋食・中華」とあるが酒のツマミも充実している。味噌かつ、ラーメン、炒飯を頂く。予想外に味噌かつが旨かった。
人気のyoutuberは再生回数を稼ぐ為に(自分の金儲けの為だけに)視聴者に耳当たりが良い事ばかり言うけど、洗脳される前に耳障りな反対意見にも目を通さないと奴らの思うツボにハマってしまう。
俺の意見は色んなツラい事を自分の体で経験して何度も失敗してドン底を味わう事が成功への近道だと思う。