三ノ輪橋駅前の立ち食いそば屋。外観は改装されているが店内は昔ながらの薄汚い立ち食い屋って感じが良い。セットメニューのかけそばと小カレーを頂く。出汁が甘め。茹で麺が柔らかすぎ。カレー乾いた感じ。何か無理やり良い点を探すとすれば日光街道を行き交う車を眺めながら食べる事くらいだろうか。
駅から出られない駅。電車から降りると目の前は海。駅の外は東芝の敷地だから関係者以外は駅から出る事ができない鶴見線海芝浦駅。以前は関係者以外誰も来なかったが景色を見にくる人が増えて東芝が海芝公園を作ってくれた。東芝管理のトイレも使用可能。東芝に感謝。若いネエちゃんと来たい場所だな。
五反野駅徒歩2分、旧街道沿いに佇む創業約50年の大阪寿司屋。2代目の店主が1人で切り盛りしている。大阪寿司店も東京では随分と少なくなってしまった。店主曰く昔はこの店の周辺は商店街として栄えていたとの事。今は見る影もない。鮭が入った磯巻、茶きんなど購入。
東京に生き残る貴重な大阪寿司だ。
「お腹が痛い」から深夜3時まで営業している弁当屋であみ焼き弁当を買った。50年くらい前からあるらしいけどこんな弁当知らなかった。両替町名物?聞いた事なかった。どうせ名物とか胡散臭い宣伝するような弁当は美味くねえだろ、と思ったら美味かった。豚肉の下のタレが染み込んだご飯が滅法美味い。
焼津駅徒歩22分、神武通り商店街に佇む創業60年超のハンバーガーショップ。日本に生き残る最古参のバーガーショップの1つではなかろうか。土日祝のみ営業。ハンバーガー、フライドポテト、シェーク、ガラナを頂く。昭和に戻った気分。感謝の言葉しか出て来ない。
次回はホットケーキを食べてみたい。
五反田駅からシャトルバスで約4分、来年解体予定のTOC(東京卸売りセンター)地下1階に佇むTOCビル建設の昭和45年創業の喫茶店。高齢のご夫婦で切り盛りしている。95歳の女給が誰の助けも借りずたった1人で給仕する稀有な喫茶店だ。クロックムッシュ、珈琲、クリームソーダを頂く。至福の時間。喫煙可。
新宿3丁目の老舗焼き鳥屋。焼鳥、鳥さし、鳥雑炊を頂く。全部普通に美味かった。記憶に残るのは焼き場に立つ店主らしきオッサンの会計の遅さ。俺の会計を計算するのに5分以上も掛かった。痴呆症なんじゃねえかってくらいチンタラチンタラ計算機を何度も何度もゆっくり押して計算していて多分病気かも。
昭和35年に建設された雷門のすぐ脇に佇む東京オリンピック開催の昭和39年創業のとんかつ洋食屋。観光客よりも地元の人達に愛されてきた店との事。とんかつ定食とミックスフライ(海老,牡蠣,ヒレカツ)を頂く。親父さんと厨房に立つ息子さんは40代、これからも浅草の庶民の味を楽しませて欲しいと願う。
30年くらい前に漫画サンデーで連載されていた笠太郎の「花板紅子」の第1話に板長紅子が煮物の鍋に指を突っ込んで味見するシーンが登場する。俺の若い頃には当たり前の行動だったけど今でもやってる板前いるのかな?
いるだろうな。客から見えない厨房で「知らぬが仏」な不衛生な作業が昔は多かったな。
自由が丘駅前、創業約70年のうなぎ屋。コの字カウンターで鰻串焼き酒場って感じで雰囲気はとてもいいんだけど肝心の鰻が普通。からくり、ヒレ、肝、カブト、塩焼、味噌焼、う巻、煮凝り、うなとろ巻 全部普通。うなとろの鰻が中国産冷凍蒲焼っぽいんだけど(間違ってたらゴメン)
観光客向けって感じ。 https://t.co/h5BWtWeCLG
昭和44年発行の「土井勝の材料別おかずの手本」を発見。白ワインではなく白ブドー酒に時代を感じる。今ではあまり見かけないカレー天ぷら、スイスステーキ、即席コールドビーフなど昭和の魅力的な料理が多数。54年前にこれだけの料理を紹介している事にビックリした。
息子さんは土井善晴先生です。