やきう回目当てで再読したニンジャスレイヤー グラマラス・キラーズ三巻、巻末のアニメアフレコレポートに生前の藤原啓治氏(代理・シルバーカラス=サン)を発見してしんみりしてしまう。
情報をいただいたムロタニツネ象「学研まんが日本史9 卑弥呼」を読んでいます。卑弥呼の弟は本作では「田狗彦」という名前。人格は俗物だが「副王」として姉を補佐する。しかし「狗奴国との戦争を避けろ」という予言に苛立ちを覚え、女王の言葉を偽り開戦に走ってしまう…という展開。
#信長名鑑
学研まんが人物日本史11 豊臣秀吉」。「ズッコケ3人組」挿絵の前川かずおがユーモラスに描く出世物語。信長は怒りを露わにするときも点目・線目で描かれることが多い。周囲から感情を読み取りづらい人物、ということだろうか。
#信長名鑑 「学研まんが人物日本史15 織田信長」。表紙の印象とは異なり、劇画タッチの中で信長だけが少女漫画的な美形(作画の中島利行は主に少女漫画を執筆)。無作法な所作と女性的な(ヅカの男役っぽい?)風貌のギャップに魅力がある。
#信長名鑑
学研まんが人物日本史18 徳川家康」作画は福田三郎。貸本時代から活動する作家らしく、丸っこい絵柄と外連味のない演出はレトロ感が強い。しかし淡々とした画面と物騒な台詞の乖離が凄味を生む面もある。
大阪の陣における家康の所業、正直なところ悪役にしかしようがないと思うのですが、ことさらに「悪い顔」をさせないのが逆に怖い。
#信長名鑑
「学研まんが日本の歴史8 天下の統一」(1997)作画はムロタニツネ象。戦国時代の始まりから秀吉の死まで。信長は常に豪快な笑顔を見せ、戦も政治も楽しんでいる印象。しかし信長包囲網以降はさすがに苛立ちと癇性を見せるようになり、最後は光秀を叱責して謀反を招く。
「学研まんが人物日本史」で卑弥呼を描いたムロタニツネ象。同シリーズのヤマトタケルも担当したと知り購入。ストーリーに大きな脚色はないようだが、兄を殺すタケル(殺し方は古事記の記述よりマイルドだが「グニャー ガクッ」が怖い)や「卑弥呼」とはまた別の美しさがある入水シーンなどが印象的。
ヨモツヘグイ的なプロモツイート(なぜスクショを撮ったかというと、他のユーザーに私と同じ画面が見えているのかわからないからです)
中島利久先生の今川義元、異様な迫力。輿に乗って移動したことから肥満体という俗説が生まれた…らしいのですが。