「#14歳からの読解力教室」
昨年3月発売以来、大好評頂き、重版3刷決定しました!今回の重版で1万部となります。
新入学・新学期・新年度に向けておすすめします。
書店様、ぜひ在庫チェックをお願いいたします(仕掛け販売のご要望も頂いています)。
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『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。「下品」で「強い」語感の「がぎぐげご」。ブルドーザーやクレーンの音などは、が行のうるさい音に聞こえます。平安時代前期の人たちは、濁音は穢れの音として避けていた傾向にありました。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。みしりときしむ、みりりと氷がひび割れる。「密」で「繊細」な語感の「み」。「みっちり」は密と書いても当てはまる感じです。「美」の草書体である「み」は、「美」の繊細さを引き継いでいるようです。
『最後の一文』 #半沢幹一 (著) - 笠間書院https://t.co/smFqdU08Ka
名作の終わり方の謎を解く一冊です。先日紹介した最後の一文は、葉山嘉樹の「セメント樽の中の手紙」。労働者階級の立場に立って書かれたこの小説。主人公の家は子沢山で、最後はまたその度合いが増す様子を表していたのでした。 https://t.co/96PYUyEuVG
『語感力事典』 #山口謠司 (著) 笠間書院https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本。「のんびり」「のほほん」「のらくら」ゆったり寄り掛かる語感の「の」。「のうのう」はゆったりだけでなく経済的に誰かに頼りながら生きている感じです。「のっしのっし」も地面に寄りかかる感じです。
『語感力事典』 #山口謠司 (著) 笠間書院https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本。ぬめって、ぬるぬる。意識の違うところに来たり、行ったりするような語感の「ぬ」。「ぬっと」は向こう側の世界から音もなく現れる感じ。「ぬらりくらり」は捉えどころがなく、あちらこちらに行く感じです。
『語感力事典』 #山口謠司 (著) 笠間書院https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本。
「むかむか」「むくむく」「むすっ」湧き上がるようなものを表す「む」。
「むかむか」は怒りがわき上がっていくような感じですし、「むくむく」は成長して力が湧き上がる感じです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。暗く、臭く、苦しい。くぐもって丸くなった語感の「く」。
「くすくす」は、性格が陰険な感じの笑い方です。「くよくよ」も、ゆらゆらした苦しく曲がりくねったような感じです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本書ですが、コラムも掲載しています。
海外の方曰く、日本語にはオノマトペが多いとか。海外ではオノマトペは幼児語で、日本語の「ペコペコ」「ドキッとした」という表現の仕方が、可愛く見えるそうです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlmiKcA
語感の大切さを説く本です。増やしていっぱいにする、先端の部分、という語感を表す「は」。
「はきはき」は、パンパンに気力が満ち足りた感じがしますし、「はたはた」は羽の先端の部分がゆらゆらしている感じがします。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。ちいさく、ちぢみ、ちぎれてしまう「小さい」を意味する語感の「ち」。「ちかちか」は、光が目を刺激する意味ですが、小さな痛みにも感じませんか?「ちんちくりん」も、小さい語感を感じます。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。艶やかでふっくらした語感の「た」。「太」の草書体であることから、「たっぷり」「ゆたか」「ふっくら」を想像させます。汗が落ちる「たらり」も、滴がたっぷり膨らんで落ちていく様子を感じます。