今でも敬愛する内田善美先生の万聖節に黄金の雨が降る、のカラーページ。漫画にデジタルのデの字もなかった70年代、アナログでこのカラーページの美しさは凄すぎ。 それでは皆さんおやすみなさい🌙

コミックスが古書店で価格高騰している美季とアップルパイ。70年代前半りぼんで圧倒的人気を誇っていたが文庫本化されないのは何故だろうと不思議だったが、秀樹やフィンガー５などアイドルの振り付けを漫画で紹介したりなど、今だと版権等の問題があるからなのかもしれない。

1973年週刊マーガレット木内千鶴子先生とまどいの季節より。ここに書かれているアンネとは生理のことである。昭和40年代、男子の精通と違いなかなか生理が来ない女の子ってこ、ここまで精神的に追い込まれるのかっ！？と戦慄を禁じ得ない凄まじい描写…

まりんがウチにやって来る　その４

まりんがウチにやって来る　その３

まりんがウチにやって来る　その２

まりんがウチにやって来る　その１

くらもちふさこ先生のこと

楳図かずお先生のこと

世田谷文学館の谷口ジロー展へ行く。先生が生前どれほどの情熱と時間をかけてここまで精緻な描線を引いていたのかと思うと凄すぎて言葉にならない。同じく未だアナログ派の私としては多大な勇気を貰った気がした。天国の先生に心から感謝である。

古本屋で探していた故みやわき心太郎先生の短編集を見つける。先生の代表作はご存知の某衝撃作であるが、60年代は主に青春ものを描いていらして当時の作家の中で抜群に女の子の絵が可愛かった。

村岡栄一先生のこちらの作品を以前お世話になった娘の志保さんから頂く。師匠である永島先生が描かれた青春ものに感銘を受けてこの世界に入った村岡先生が実は本当に描きたかった世界はこれなのだろう。作品全体を流れるペシミスティックなムードが胸をギュッと締め付ける。