つげ忠男「忘れがたきヤツたち」第二集
主人公は少年期の作者がモデルだが、相変わらず風で肩切るアウトローたちのかっこよさ!そして高度成長へ向かう世の中の群衆たちがこれでもかと画面に溢れる。私が漫画界で最も愛するこの虚無を含んだザラリとした画質を見よ!
年刊誌「怪奇」第九号
後藤友香「未知との遭遇」:これこそ一般性を気にしない快感に出会える漫画だ。 ReguRegu「月彫譚」:描線を離れた物質感のある絵が魅力的。 まどの一哉「私の太陽」:基本的に昔のギャグ漫画から逃れられない様子…。
「アックス161」特集:森口裕二画集「楽園」
今号も個性派作品粒揃いだぜ。「叔父のレザージャケット7」:ツージーQさんの絵はいつもじんわりと沁みるね。「悪魔の唄2」:高橋宏幸さんの作品は昔からけっこう好き。「わたしとイモムシ7」桃山鈴子:ガビーン的シーンの愉快な表現。
描き込みもあと2枚だ。漫画家の絵と話は不可分であって、この絵で描くこととこのネタを思いつくことは同じことだよ。ほかにどうしようもないもの。
漫画雑誌「鳩」第壱号
(黒のマガジン社)
藤本和也「安珍と弟弟子の話」:これが世間というものか…なかなかに辛い話です。炭子部山貝十「情熱のそんなバカな!」:アンダーグラウンドな商売の世界をこってりとどうぞ。
「バルーン」第5話下描き修了。キャラクターがんがん増えるけど気にしない気にしない。いよいよ主力人物登場でさらに混迷を増す!そして完成した暁には大傑作となるはずじゃ!(そうなのか?)
[AX160] :「バルーン 第3話」
謎の集団「風々会議」とバルーンの謎を解くべく、動き始める「秘密諜報舎」のメンバーたち。シュルレアリスムの衣を纏った対決型エンターテイメントの面白さを見れ!
https://t.co/A3XhNwe7Oy
[AX160] 特集:安部慎一「籠の鳥」発表!
どの作品も絵が個性的かつ魅力たっぷりで超感動。前号に続きツージーQさんのバイトの実話が面白い!図版は清水沙「BLUE FLOWER」・松井たまき「吉祥天」・津川聡子「Alborada del gracioso 道化師の朝の歌」さあ、買おう!
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藤岡拓太郎「大丈夫マン」
(ナナロク社)
やはり特異な才能を感じる。かなり細かく人間を観察してなぞっているので、ヘンなやつも存在感がある。笑いで落とすことも不思議な浮遊感のままほうっておくことも自由自在なようだ。
「SPECTATER Vol.53 1976サブカルチャー大爆発」
新作「夜の魂」10pが掲載されております。オカルト花開いた時代にふさわしく、懐かしのQJテイスト復活か!勢いを大切に泥臭さを心掛けたしだいであります。ぜひご購入あれ!
「キーホルダー」特集:本
発行・発売:POTATO PRESS
スケラッコ/黒木雅巳/カシワイ/奥田亜紀子/花原史樹
「あの子のこと」スケラッコ、「石、コロコロ」黒木雅巳
装丁がカッコイイ。みなさん本に想いあり。
16ページ下描き完成、ペン入れ開始!来月以降忙しいので今のうちに進めよう。いいぞ!かなり身長差のあるコンビキャラが登場しますが、コマに入りきらないことたびたび。