えんどコイチの「アノアノとんがらし」は少年チャンピオンに連載開始してから10週間のうち9回カラーを飾ったという編集部の猛プッシュぶりが印象に残る。デビュー作「遠足の日」は「死神くん」のプロトタイプとなる名作で、泣ける作品も得意としている。
あきのかな『メープルシュガー』やもちづきゆきみ『泣いた紅鬼』、芳成かなこ『赤い鳥ことり』などは80年代少女マンガ短編の頂点に位置する作品集なのだから(写真はあきのかな)、古本でコレクターズアイテムにするなんてもったいなさすぎる。電子コミックでいいから誰でも読めるようにすべき。
エクラアニマルさんは上田トシコ先生の『フイチンさん』アニメ化の実績があり、『くるくるクルミちゃん』のアニメ化はとても楽しみです。何はともあれクルミちゃんが動くんです! @usamama924 @kouryounishi
正月4日に菊陽町図書館に行ってみようと思ったが行けなくなったので、コミケ帰りに村崎修三さんの『昭和懐古 想い出の少女雑誌物語』を買ってきた。最終章が『少女雑誌永遠の終焉』とショッキングだ。昭和三十年の『少女の友』の休刊がそれである。少女雑誌と少女マンガは時代がかぶりもしないのだ。
ChatGPTに質問。
第二次大戦前に日本以外の国で少年雑誌、少女雑誌は存在しましたか?存在しているならば挙げてください。
存在するが、マンガは発達せず。
アメリカの新聞マンガと日本の雑誌マンガの比較を試みるが、くるくるクルミちゃんとLittle Orphan Annieの比較で研究不足
が露呈。
かつぢ漫画選
なぞ(?)のクローバー
くるくるクルミちゃん
板チョコ3人組
ミミーのスクールライフ
あふられたチンミョウさん
天にのぼつた児
王様のおやつ
ポクちゃんとエカキのシェンシエ
ピチ子とチャー公(含 世界漫遊)
ピチ子とチャー公 湖畔の一夏
ぺぺ子とチャー公の夏休み
ヒナ子姉ちゃん
上田トシコ先生、上田俊子名義の昭和12年の作品から抜粋(『少女画報』)。
師匠というか当時の男性作家ではたぶん描かない領域にまで踏み込んでいて、たいへん魅力的に見える。
展示の最初にはデデデデを持ってきています。導入にこの作品を持ってくるのは正解でしょう。独特の世界観を展示にうまく反映させてありました。
@usamama924 すみません、いま手元のコピーの写真撮ったんで一部抜粋で載せますね。「あふられたチンミョウさん」
短編集のコーナーの次にソラニンと続きます。ここでは町田や登戸といった東京郊外の写真起こしした背景の比較を見ることができ、町田の文学館ならではのアプローチとなっています。
みやぎひろみの不朽の名作「ピクニックに行こう」。
隣のページに曽根富美子の名作「親なるもの 断崖」が載っているのが掲載誌の宙出版『プリティーハーイ』の立ち位置を示しているが、決して売れる雑誌ではなかった。
みやぎの歴史的功績はレディースコミックに女系家族を持ち込んだこと。素晴らしい