松本かつぢ「無題(スケート)」(『少女画報』昭和4年2月号)知られている限りで松本かつぢが最初に雑誌に掲載した漫画作品。当時は珍しくないが、コマ枠、フキダシなし。
これが、なぞのクローバーが達成したコマ割りのひとつ。
2段目のコマの割り方が他と違う。こういうコマ割りは当時の海外マンガではおそらく想像がつかなかったものです。
物語がコマ割りを駆動するタイプのコマ割りは、日本語が縦書きだったために成立しました。 https://t.co/L9rTVfBjNo
樹村みのり個人的十選
トミィ
まもる君が死んだ
カルナバル
贈り物
見えない秋
菜の花畑のこちらがわ
海辺のカイン
ジョーン・Bの夏
あざみの花
彼らの犯罪
なお、樹村みのりは興味深いことに24年組に含まれたことのない少女漫画家の一人である(本人が拒否?) https://t.co/eALHtiiKO1
松本かつぢ戦前マンガ作品
なぞ(?)のクローバー
くるくるクルミちゃん
板チョコ3人組
ミミーのスクールライフ
あふられたチンミョウさん
天にのぼつた児
ポクちゃん
リョウチンさん
王様のおやつ
ピチ子とチャー公
ピチ子とチャー公湖畔の一夏
ぺぺ子とチャー公の夏休み
ヒナ子姉ちゃん
誌上少画祭 https://t.co/r9mY8Pevpx
あすなひろしの原爆その後を扱った作品には「赤いトマト」など傑作が多い。これはナイス記事。
#松本かつぢ展 振り返り13
くるくるクルミちゃん(1)
松本かつぢは昭和13年に『少女の友』で「くるくるクルミちゃん」を連載開始します。カワイイの代名詞であるクルミちゃんですが、初期はいきなりトンボを切る(バク転のこと)ようなお転婆娘でした。アメリカの漫画Nancyを参考にしたのでしょう。
これは珍しい一本線のジリジリ線。樹村みのり先生はこれを猫にも使っています。
日本のカワイイの元祖に松本かつぢが選ばれているのはうれしいけど、もうちょっと遡って岡本帰一がかわいい。
さべあのま先生の元ネタですね。ちなみに高野文子先生は上田としこ先生を元ネタに。 https://t.co/G5uDO3WXAY
手塚治虫記念館の松本かつぢ展、意外な見どころは戦前のマンガです。手塚治虫の業績を知っている人こそ、戦前に松本かつぢがモダンな少女マンガを描いていたことに注目!『なぞ(?)のクローバー』や『ピチ子とチャー公』の新しさに刮目せよ!