松本かつぢのマンガ家歴は昭和4年にはじまり、翌年にポクちゃんというキャラクターを生み出しました。上田トシコ先生が1番好きなかつぢのキャラクターとのことです。かつぢはデビュー当初から海外のアニメーションもよく知っていた節があります。モダニズムですね。
#少女マンガはどこからきたの
松本かつぢ戦前マンガ作品
なぞ(?)のクローバー
くるくるクルミちゃん
板チョコ3人組
ミミーのスクールライフ
あふられたチンミョウさん
天にのぼつた児
ポクちゃん
リョウチンさん
王様のおやつ
ピチ子とチャー公
ピチ子とチャー公湖畔の一夏
ぺぺ子とチャー公の夏休み
ヒナ子姉ちゃん
誌上少画祭 https://t.co/r9mY8Pevpx
ユリイカ志村貴子特集から、志村貴子による頬の内在線(線描表現)。
キャラごとに微妙に線のハッチングのタッチが違っている。 https://t.co/lbExG6tJsE
樹村みのり個人的十選
トミィ
まもる君が死んだ
カルナバル
贈り物
見えない秋
菜の花畑のこちらがわ
海辺のカイン
ジョーン・Bの夏
あざみの花
彼らの犯罪
なお、樹村みのりは興味深いことに24年組に含まれたことのない少女漫画家の一人である(本人が拒否?) https://t.co/eALHtiiKO1
#松本かつぢ展 振り返り13
くるくるクルミちゃん(1)
松本かつぢは昭和13年に『少女の友』で「くるくるクルミちゃん」を連載開始します。カワイイの代名詞であるクルミちゃんですが、初期はいきなりトンボを切る(バク転のこと)ようなお転婆娘でした。アメリカの漫画Nancyを参考にしたのでしょう。
マッケイの作品で、くしゃみでコマが壊れてしまうのがあるけど、これは枠だけが壊れるんじゃなくて、コマがガラス窓みたいな実体を持っていて、それが壊れていますね。壊れ方は紙が破れている感じになっていますが。
矢代まさこ『ようこシリーズ』より「ころころコロッケ」。スラップスティックギャグコメディの傑作だと思います
松本かつぢ「?なぞのクローバー」コマの視線誘導(LACOPEN解釈によるアレンジ版)
さらに補助線をつけ加えます。
この視線誘導では、3段目のコマ順が6コマから5コマへと、物語の進む方向とは逆行するという、後に少女マンガで見られるコマ運びが出現するのです。これが海外マンガでは起こり得ません。 https://t.co/eKeASkh3VF
エクラアニマルさんは上田トシコ先生の『フイチンさん』アニメ化の実績があり、『くるくるクルミちゃん』のアニメ化はとても楽しみです。何はともあれクルミちゃんが動くんです! @usamama924 @kouryounishi
上田としこのお師匠かつぢ描く、『フイチン再見』にも登場するポクちゃん。「ポクちゃんとエカキのシエンシエ」『少女画報』昭和何年かはこちらの本でご確認あれ http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309727516/ …