どうしてメンヘラ界隈で「お風呂倒す!」という言い方がなされるか。なかなか言語化されないが、フラッシュバックが起きやすくなるから、がひとつの回答。私は入浴しなくてもフラッシュバックだらけなので、せめて入浴して気をまぎらせることで、フラッシュバックを減らすという派閥。
さりげない描写だが、主人公が合コンでうまくやってるところ、同席した女友達が応援気分でいるいるのが良い。この手の描写があるとき、だいたい女友達は「嫉妬しているうざい背景」にされてしまうのが、婚活パーティ場面の定番だから。
なお参考書として横道誠『唯が行く!──当事者研究とオープンダイアローグ奮闘記』(金剛出版、2022年)をあげておきます。自助グループで当事者研究やオープンダイアローグを実践する方法について紹介した本です。ただし同書を読んでいないとしても、イベントへの参加に支障はありません。
留年はRPGなどで言う「強くてニューゲーム」だったか。しかし単位を落とした学生にそんなこと言ったら、サイコパスだと思われてしまうから、けっして言えない。
辻本侑生・島村恭則編著『クィアの民俗学』(実生社)。ゲイのバレーボールサークルやトランス女性のスナックママなどを取りあげ、「トリビアル学」としての民俗学を実践。南方熊楠らの男色趣味や北欧神話の同性愛的異類婚姻譚に関する王道的な(?)論考もあり、バランスがとれている。
崇山祟『Gペンマジック のぞみとかなえ』(秋田書店)。生前の崇山さんとは、居酒屋とか長時間の通話とかでの、萩尾望都、『ガラスの仮面』、吾妻ひでお、車田正美、ひばりコミックスなどについてのマンガ談義が懐かしい。岡田史子の『ガラス玉』に関する話も盛りあがったな、としんみり。合掌。
牧村和美、まったく世代ではないけど、レトロなマンガを片っ端から集めていた時期があるから、よく覚えている。ちばてつやのパチモンみたいで、読んでると居心地が悪くなる女性作家という印象だった。きょうになって消息不明の男性作家で再評価が進んでいると知る。世の中はおもしろい 。
拙著『みんな水の中』(医学書院)。
読書メーターで田北鑑生さんの書評を発見。
田北さんは、とり・みきさんのマンガに出てくる「いつものあのキャラ」のモデルになった方。
鹿野さんはグラサン姿でとり・みきマンガに出ていたほか、『サはサイエンスのサ』で星雲賞を受賞している。
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『キャプテン翼』は今後ネーム(下書き)連載に移行するんだって。意外だったのは荒れやすいヤフコメで好意的な意見がずらりと並んでいること。かつて大いに物議を醸したけど、江川達也や冨樫義博によるマンガ文化の破壊行為は、同時に開拓でもあったのだなと思った。