長年の江口寿史ファンとしては、残念な心持ちで過ごしているこの数日。「もうインターネットの時代なんだから」と20年くらい前に誰かが指摘してあげたら良かったんだけどな。時代錯誤は本人の責任だけど、SNS時代らしいバッシング祭りには嫌悪感。かつて心を病んだ人だという印象もありますしね。
『ひとつにならない』のジャケットを描いた崇山祟さんが亡くなったと、妹さんがツイートしました。私は崇山さんの熱心なファンで、個人的にも交流しておりました。私自身がもっとも苦しんでいた頃の長時間の電話を思いだします。一緒にやりたいことがいろいろあったのですが、残念でなりません。
「そう 弱者には虫唾が走る 反吐が出る 淘汰されるのは 自然の摂理に他ならない」「お前の言ってることは 全部間違ってる お前が今そこに居ることが その証拠だよ 生まれた時は誰もが弱い赤子だ 誰かに助けてもらわなきゃ 生きられない」
『唯が行く!』書影が出ました。惣田紗希さんによるすばらしいイラスト。ジャケットデザインも惣田さんが手がけてくれました。本文のイラストは私が書いたのですが(帯にうっすら写ってるやつとか)、美麗なジャケットとの落差が大きいです。みなさんどうか物を投げないでください!
『ケアする対話──この世界を自由にするポリフォニック・ダイアローグ』(横道誠×斎藤環×小川公代×頭木弘樹×村上靖彦、金剛出版)、早くも重版が決まりました。ありがたいことです。『発達障害者は〈擬態〉する』(明石書店)と相次いでの重版。感謝ばかりです。
『「ほどよく」なんて生きられない――宗教2世、発達障害、愛着障害、依存症、セックス、創作活動をめぐる対話』(明石書店)。
プロローグの一部が公開されました。菊池真理子さんの描く私、ビールジョッキの使い方がつくづく優雅ですね。
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『前科者』(香川まさひと/月島冬二)の連載が終わるんだって。いまこそまとめ読みをしてみましょう! 小道具として、たくさんの名著が登場するんだよ。『みんな水の中──「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院)もばっちり登場するよ。
保護司と元受刑者の関係を描く『前科者』(香川まさひと×月島冬二、有村架純主演でテレビドラマ化&映画化!)最新話に、ついに拙著『みんな水の中』が登場。『みんな水の中』には『前科者』に言及した箇所があるから、これは恋文への返信みたいな出来事です。本編ではどんな話が展開するのかな。
さいとうたかをのマンガをおもしろいと思ったことは一度もなかったのだが、実は高校時代に無人島生活を描いた『サバイバル』が超名作という情報を得て、いつか読みたいと思ってきた。そして今回ついに購入。実際にすごい傑作で驚いた。娯楽としての排便、最強の天敵としてのネズミ。読ませる。
拙著『みんな水の中』(医学書院)。
読書メーターで田北鑑生さんの書評を発見。
田北さんは、とり・みきさんのマンガに出てくる「いつものあのキャラ」のモデルになった方。
鹿野さんはグラサン姿でとり・みきマンガに出ていたほか、『サはサイエンスのサ』で星雲賞を受賞している。