主婦になったエスパー魔美に感動。高橋留美子版の『鬼滅の刃』、クオリティ高すぎ。岡田あーみんのパスティーシュ、うまい人多すぎ問題。諸星大二郎な『ゴールデンカムイ』！

「天使の悪魔」を創造した藤本タツキは偉いよね。

関すすむ『怪獣サタンゴ』（ひばり書房）。サタンゴの作り方や、大小便をしないことや、弱点などについても明記していてくれて、親切なマンガです。主人公の造形が、明らかに石森章太郎（当時）の『サイボーグ００９』の島村ジョーに影響を受けすぎてます。

読者に求めているIQがだいぶ低そうな印象の作品です。

長年の江口寿史ファンとしては、残念な心持ちで過ごしているこの数日。「もうインターネットの時代なんだから」と20年くらい前に誰かが指摘してあげたら良かったんだけどな。時代錯誤は本人の責任だけど、SNS時代らしいバッシング祭りには嫌悪感。かつて心を病んだ人だという印象もありますしね。

楳図かずお『妄想の花園──単行本未収録作品集』（小学館） 単行本未収録の作品を集めた、ということで、いまいちなものが多いんだろうな、と期待していなかったものの、さすがは楳図かずお、良い意味で期待は裏切られて、レベルの高さに満足。