(性的な内容の為、その手が嫌いな方や女性は読まない方が賢明です)
宮本武蔵を扱った作品は幾多とあれど、「武蔵が夢精する描写」があるのは、中島利行先生「吠えろムサシ 地の巻」だけかもしれない(違ったらゴメンね)
相変わらず、中島先生の描く美少女は可憐で、武蔵が漏らす気持ちはよくわかる
武内つなよし「青年赤胴鈴之助 赤い恐怖」
正義の味方はキチガイを相手にする事が多いが、この作品は一味違う
赤い腰巻を見ると、逆上し、相手を惨殺するも、その間の記憶が全くない
その為、鈴之助はラストまで適切な判断ができないまま
真の「狂気」の前では、正義の味方は脆いものなのかもしれない
暑い夏…
そんな夏の風物詩と言えば「扇風機」だが、扇風機が人を襲う漫画があった
御茶漬海苔先生「妖怪物語 第21話 妖怪アンチック堂 妖怪せんぷう機の巻」
内容は画像を見ての通りで、人が扇風機に切り刻まれる話
いばら美喜「みな殺し」を彷彿させる
他にも扇風機が人を襲う漫画はあるのだろうか?
(エログロ注意!!)
団隼人・作/清水おさむ・画「嗜虐の女」
SM趣味の美人妻。彼女の嫁した家の男系は30歳を過ぎると、脳が梅毒に侵されてしまう…という内容
ラスト、ド迫力のグロ・シーンが唐突に捻じ込まれるが、これって何かの映画のトレスでは?
心当たりのある方はご教示いただけますと幸いです
小学生の時のトラウマ、手塚治虫先生「ザ・クレーター②」
実は、今も苦手(特に、身体両断のシーンと、いけにえの断首のシーン)
改めて読むと、語りの上手さに驚く
元ネタがあっても、それを巧みにアレンジして、自分の作品に仕立て上げている
スポ根以外はどんなジャンルでも描けたというのも頷ける
「愛のかたみに」のセルフ・リメイク作品「愛を返して」(佐藤プロ/雑誌連載作品?)
川崎先生は「愛のかたみに」に思い入れがあるらしく、リメイク版は濃さが倍増
基本的なストーリーは一緒だが、主人公と女優の母親の確執がよりネチっこく描かれる
リリカルさが減退しているのが、個人的には悲しい…
(エログロ注意!!)
清水おさむ先生「淫乱看護婦 悪徳の堕天使」
看護婦の美痴子は死姦に夢中になる。その為に、彼女は患者を次々と殺すのだが…という内容
アナーキー過ぎるストーリーに絶句!!
ヒロインが涎を垂らしまくりなのも素晴らしい!!
清水おさむ先生のエロ漫画、まとめて復刻されないものか…
小原幸子「星が流れる」
朋夫は、再婚する義姉への想いを込め、恵光童子を彫り上げる。仏像は義姉の実家に届けられるが…という内容
この仏像の発する濃いオーラが、ベタな悲恋話を妙チクリンな方向に横滑りさせていく
仏像が海に捨てられるラスト…感動的ははずなのに、すみません…笑っちゃいました
つのだじろう先生と言えば、あまりにクセの強い作風の為、パロディが非常に多い
その中でも最高傑作は、かわかずお先生「恐怖スポーツ新聞」(「パチ漫」収録)だと思っている
どんな低俗な内容でも、全身全霊で反応する、つのだ(もどき)キャラは、何回読んでも笑える
ペペ松岡の破壊力は凄過ぎだ!!