ちなみに、作品の主人公のエロ小説家、川下草薫のモデルは「川上宗薫」に違いない(読んだことないけど)
https://t.co/Ng1qgZAqK6
あくまでも想像だが、辰巳先生は川上宗薫の作品を読んで、イメージを膨らませたのではなかろうか?
能坂の「四畳半襖の張りかえ」裁判(ソノママ)も時代を感じさせる
和田あきのぶ「あに、いもうと」(1969年「コミックVAN」10/2号)
主人公は、父親だけが同じな妹と想い合うが、周囲の目は厳しく…という内容
絵柄が、あすなひろし先生にそっくりなので、疑問に思っていたが、先生のアシスタントとのこと
あすな先生の再評価と共に、周縁の方々も注目されて欲しい
佐藤まさあき「劇画帝銀事件」(1979年/画像は1997年のアスペクトの復刻版より)
この作品では、真犯人は石井部隊(731部隊)出身者と推測し、平沢貞通氏(1987年に獄死)を冤罪の犠牲者として描いている
真偽は私には判断できないが、もしも冤罪なら、誰がどう責任を取るのだろう?
読後感は複雑…
横山まさみち「屠殺者」
食肉生体検査所に逃亡中のライフル男が押し入る。緊張の中、「ソクラテス」と綽名される、ウスノロの屠殺係は逃亡犯に、蟻の世界と人間の世界の差異について滾々と説き始める…という内容
不思議な味わいのあるサスペンスで、結末がわかりやすければ、佳作になったのになあ…
「母さん死ぬのいやよ」(160円)
夏川ちさと名義でのひばり書房からの一冊目
ミステリー仕立ての難病もので、詳細は下のサイトを参照の事
https://t.co/Sgx1EvYj73
もしかして、この作品の難病って、ライ病?
大概の少女漫画では肺か心臓の病気なのに、こんな因業な病気を持ち出すなんて、何ちゅ~か…
「いたずら娘」(160円/1962年1/1)
詳細については以下を参照の事
https://t.co/uafRjeieSo
金持ちの描写に、池川先生の金持ちに対する複雑な思いが見え隠れするような気がする…かも…
まあ、主人公は、浮世離れした、金持ちのボンボンなので、結末は「毒薬と三人娘」の方がしっくり来ると思います