「首斬り朝」には「胴斬り」(罪人の死体で刀の切れ味を試すこと)の描写があるが、これを漫画で最初に扱ったのは、故・平田弘史先生「残影」(1963年/「魔像67」)かもしれない
人を斬ってみたいと悶々とする若侍達の描写は鮮やかで面白いが、つまらぬ虚栄心が思わぬ悲劇をもたらすラストはほろ苦い
恐らく、故・桜井昌一先生の筆による「悪魔くん」
桜井先生の絵柄がかなり入っている様子で、本家のカリスマ性が全く感じられず、そこらにたむろしている生意気な悪ガキっぽいオーラがムンムン
でも、見ているうちに、これはこれでありと思い始めた
悪魔くんはとりあえず、顔がひねていたらそれでいい
「ビデオドローム」に最も影響を受けた漫画は間違いなく、あつたゆりこ先生「悪霊夢」
https://t.co/CgQ4eU66Ig
読み直すと、観た事のある描写がちらほら
ちなみに、「悪霊夢」の前身が「恐怖!テレビドローム」
こちらはテレビの画面から悪霊の出てくる描写があり、「貞子」の元祖と言われております
メガネがトレードマークの、サッカーの得意で小生意気な某少年探偵には是非ともこの男性の迫力を見習ってもらいたい。
麻雀の世界にも「レインマン」でダスティン・ホフマン演じるサヴァン症候群の兄みたいな御方がいた
漫画にあれこれ口を出すのは野暮ではあろうが、麻雀の牌を全部覚えるって実際問題どうなんだろう?
「レインマン」のカードカウンティングより凄いかもしれない(けど、博打をしないのでわからない…)
(エロ&ネタばれ注意!!)
つのだじろう先生は、黒田みのる先生と同じく「オカルト meets エロ」な作品を多く描いている
「蓮華伝説」が一番有名だが、色男の霊能者が活躍する「夜咲く蓮」も負けていない
「華旅行」のエピソードでは、ミイラの色情霊をペ※スを挿入して除霊しており、イッチャッテます
池川伸治「愛・愛・愛」
恋愛至上主義者の挫折を描いた内容だが、論理の飛躍が甚だしい為、納得できるようなできないような…
ぶっちゃけ、そんな事よりも池川先生のアンチクライストっぷりの方が印象的
貸本漫画家の中で最強の反キリストかもしれない
しかしてその実体は…バリバリの創※学会でした…
故・中岡俊哉先生は実に様々な所に顔を出しているが、「土曜漫画」との邂逅はこれだけかもしれない
中岡俊哉・作/中里龍・画「番長皿屋敷異聞」(1972年「増刊土曜漫画 未来劇画特集」掲載)
この作品では、菊は殿と愛人関係にあり、殿が結婚する為、口封じに家宝の皿を割った冤罪を着せられ(続く)
暑い夏…
殺人扇風機がいれば、人喰いクーラーもいる
作者は同じく御茶漬海苔先生(「恐怖実験室⑤」収録)
ただし、こちらは扇風機ほどのインパクトはない
人喰いクーラーという設定は若干、無理があったのかも
それでも、ナイスなホラーにちゃんと仕上げていて、やっぱり御茶先生の漫画っていいなあ
銃で武装した凶悪犯がどこそこに立てこもる…というシチュエーションはよく目にするが、女湯に立てこもったのはこいつだけだと思う。
(画像は「セブン8」1969年12月3日号より)
忍者マンガには実に様々な忍法が登場するが、忍法「乳首」には久方ぶりに心が震えた。
やはり、「女忍者(くのいち)もの」には夢が溢れている。
こういう漫画がもっと読みたい!!
(画像の池田弘志「女忍風を斬る」は「セブン8」1968年9月増刊号に収録)
(色々と微妙な内容の為、閲覧注意)
あの西たけろう先生による「劇画・SEXズバリ相談」
第七回は「性器がくさくって恥かしいの」
「てめえのマタの臭いなんか知るか~!!」といった感じの投げやり感に満ちており、読後、印象に残るのは女性の虚ろな表情だけ
まあ、投げやりになる気持ちはよくわかる…