大企業経営者曹操に気付かれないように、ステルスでプロダクト開発していた少数精鋭スタートアップ経営者劉備。しかしCOO関羽と営業部長張飛が勝手な行動してしまい、プロダクトがバレたのでとりあえずβ版をローンチせざるを得なくなり焦っている。しかしプロダクトは早く市場に出してユーザーから学ぶ
トップダウン経営の負の影響で裁量権を急に与えられた社員はこれまで脳を使って仕事をしてこなかったため指示待ち人間で、理想とする自立自走型人間と遠く離れてしまっていたことに気付くワンマン社長曹操。
何でも決めたがるのは理解できるが考えることまで奪うと組織はある一定のレベルから伸びない
弱肉強食の資本主義社会における弱者なりのポジショニング戦略を描くビジョナリーな経営者劉備。
優れた経営者には優れた部下が集まる、まさに引き寄せの術。
また、1位と2位が争ってる間に3位として戦わずに力を蓄える華僑式ビジネス。
競合他社に在籍する関羽をどうしてもヘッドハンティングしたい経営者曹操。関羽のライバルにあたる張遼が口説くためのストーリーを話して社長をヨイショ。
魏で働く社長の告白を出版して人材を人財とか書いてしまいがち。
CEO劉備への圧倒的忠誠を誓うCOO関羽を引っこ抜くためにリクルーター張遼を通した条件面のすり合わせ。仮に試用期間中に現職に戻ることになっても自社への好感度を上げておくことで再度採用できると見越してどんな条件も呑むカリスマ経営者曹操。惚れ込んだ人材なら少々のわがままも安いものです
長く働いてほしい関羽に肩書を与えやりがいを感じさせる曹操と帝。
無駄に役職を持ったスタッフが増えて地位の価値が目減りしやすいが、下の人間を扱える特権をバリューと感じる中国ビジネスの風習。
かつて協業したフリーランス趙雲が社風や劉備の人柄の良さに惹かれ、正社員としての雇用を願い出て即戦力人材なので即採用。
フリーランスであってもカルチャーフィットすればいずれ採用につながるかもしれないので無下に扱わないようにしましょう。
実戦経験ないけどMBA通ってた戦略コンサル志望者を最高戦略責任者として採用する中小ベンチャー社長劉備。MBAホルダーはとにかく最強!と思い込み、とりあえず採用したくなる病。しかし今回は運良く競合他社が筋肉バカの集団だから理論だけで勝ててしまうビギナーズラック。
社長面接で印象良かったからその場で内定通知書印刷してサインさせてしまったが内定切りは流石に世間が許さないのでとりあえず採用。
採用は他の社員との兼ね合いもあるので慎重にしていきたいものです。
家族を理由にして退職する徐庶と見送る幹部関羽と張飛。
いかに優秀な社員も人間であることは変わらないので、家族を前に泣く泣くUターン就職することもあります。採用は縁で成り立っているので退職時も厚くもてなそう。きっとその後も提携できることもあるはずです。