マルチタスクを勘違いする人の世界観はデスノートのこのシーン。
右手で方程式解きながら左手で人を裁くなんて脳みそが処理できないので、我々凡人はシングルタスクに専念し、効率を上げ、優先順位を決め、一つずつ処理するしかない。メタ認知足りない中国人と仕事する中で日々感じることである
セールスマネージャーがいなくなってひよってるところ無名社員の関羽が名乗り出たところを感情論で止めるCOO袁紹。
うちは裁量権を若手に与える会社だから役職問わずタスクを任せる、と社風を表に出すCEO曹操。人の見る目を若くから養った曹操に才気あり。
お金を権力と勘違いした経営者董卓はほぼ力づくで貂蝉を高待遇の社長秘書として採用。一方恋愛童貞の部下呂布も貂蝉に一目惚れして手に入れる寸前、社長に奪われたことを知り激怒する。組織崩壊は女性問題から発展するので経営者は慎ましくしないといけない。
無名社員ながら成果を出した関羽の前で体育会出身なのに全く空気読めないかわいい後輩キャラ丸出しの同時入社した張飛とその空気の読めなさに怒りを放つCOO袁紹。
夜は酒を飲みながら愚痴大会にしたがる張飛
森川亮さんの『シンプルに考える』完読
下手に経営学の難しそうな理論を読むよりも会社経営で必要なマインドがシンプルに書かれていて面白かった。もっと早く読んでおけばよかったと思える1冊。
アニメのフィギアや周辺商品のくじ引きストア『一番賞』
深センのハイエンド向けのモールで見かけて怪しいやつかと思ってたら、バンダイナムコの『一番くじ』の中国市場での名称であると店員さんから学んだ。ワンピース、ドラゴンボール、鬼滅の刃、呪術廻戦、ポケモンのくじ引きが60元前後くらい
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資金ショート手前で諦めかけたときに部下からのアドバイスでピボットすることにしたものの、すぐにうまくいくわけもなくフルボッコで死の谷からでれずにいるCEO曹操。
小さく挑戦し失敗し続けることはスタートアップの宿命だが過度な自信は会社を滅ぼすと学ぶ。
COOから急遽CEOになったものの、洛陽ロックダウンで経済が回らない上にスタッフたちのモチベーションが下がり、そもそもこの会社経営がままならないので会社清算を決定する袁紹。
しかもカリスマ性は曹操元CEOにあったので解散するのも満場一致
会社が安定してきたのでCEO曹操は女と酒に溺れてしまい重要な営業部長典韋を失い、競合にシェアまで奪われ、反省。
酒、博打、女はどんな状況でも深入りしすぎないことがいつの時代も重要です。
パートナー企業の孫堅がツヨツヨでいずれ会社にとって敵対関係になる可能性を危惧し、依頼通りやりとげたものの、通告もなく報酬の遅延どころか支払いもなく、パートナー企業の倒産を狙うCOO袁紹。
董卓が実は内部留保しまくってて株主や社員への還元を全くしてこなかったのが死後にバレる。
利益はステークホルダーのためのものです。