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派出所自慢の巻、本誌(1977年4月18日号)と単行本で比較してみた
・台詞等は変更なし
・掲載時広告のスペースが派出所内の描写に差し替え
雑誌だと漢字は総ルビなんだけど、単行本だと部分的
単行本でも総ルビになったのは74巻(1992年)からとの情報あるがこれは未確認
何かの事情があったのか?
『ピンキー・パニック』
六波羅芳一(1987 久保書店)
ようやく六波羅(ろくはら)芳一の単行本が集まった。
既に好事家の間で絶大なる評価を得ている本作は、確かにエロ、怪奇、サイケの三拍子揃ったアングラ劇画の名作として後世にまで語り継がれるべきマスターピースであった。
ブラップラネッ!
『偏愛』横山光輝
(月刊ファニー 1969.8)
一方こちらは勤め先の娘に度を越した愛情を抱き、犯罪に手を染めてしまう乳母の話。
異常な嫉妬や妄想はパーソナリティ障害に起因する可能性もあるかと思うが、当時は当然そんなカテゴリーはないので「精神病患者」という言葉で表現されていたのだろう。
『追殺者』鳴神俊(村祖俊一)
女子大生がハイキングに来たら気が狂った変質者に襲われて、それを巴投げ(全裸)で沼にぶち込んで返り討ちにするというだけの素晴らしいストーリーだ。あまり追っかけてなかったんだが、初期はこういう感じの作品が多いのかな?ちょっと読んでみたい。
初期の柴門ふみ、面白かった
正直一生縁の無い作家だと思っていたが食わず嫌いしてたな
渚エリカ名義で描いてた雑誌ってエロジェニカ以外にもあんのかな、読みたい
『魔楽』石井隆
ごく一般的な会社員、家庭では善良な父、夫である主人公は実はシリアルキラーでした。
淡々と仕事の様に女を拐い、陵辱し、殺害する。
家庭を大切にする事と殺人行為は彼自身の中で普通に両立する事であり、それは恐らく「収納する場所」が異なるというだけの問題に過ぎないのだろう。
『オムニ』とんぼはうす
村田基「フェミニズムの帝国」をコミカライズ。
男性のみ発症する変型エイズにより近未来の日本は完全な女性優位社会へと変貌。男達はメンズ・リブ運動で抵抗するが、過激化した争いはいつしか不毛な滅ぼし合いへと繋がっていく。
今読んでも面白い、というか今だから面白い。
『誰のための花園』早見純
教えて頂いたので再読。
これはもろ中原淳一先生っぽい絵柄だけど、普段の早見作品に出てくる美少女、特にあの独特の目には確かに高畠華宵先生の影響がありそうだ。
漫画家というより絵師としてのルーツを知ると又違った見方が出来て面白いな。