H・デイビスの本によると、夜中に曲がかかった途端絶叫して驚いて飛んできた家族に「ここのギターを聴いて!」と大騒ぎしたらしいです。まあ気持ちはわかりますね。
A・クレインはまあ中ボスといったところでしょうか。ラスボスってゆーと、版権をみんな持っていってしまったATVとか、一瞬のスキを見てのちにそれをかっさらっていったマ○△ルあたりかな。
デラニー&ボニーのツアーにデイブ・メイスンの後釜としてチョイ役参加したあたりからジョージは本格的にスライドをやりだしたそうです。ビートルズの曲でもあちこちで聴けますね。ジョンやポールもやってたし。
ジョンやリンゴの歌詞忘れ・歌詞間違いはいろいろありますが、バングラディシュ難民救済コンサートでのリンゴの「明日への願い」歌詞忘れモニャモニャ歌いは、映像でもレコードでもしっかり残っていて有名ですよね。
彼女たちは時々家の中まで入っていたそうですが、初期の頃はトイレットペーパーとか捨ててあるメモとか些細な物しか持ち帰らなかったのでポールも暗黙のうちに許していました。2階の窓から「ブラックバード」を歌ってくれたり、のちにそのうちの一人がマーサの散歩係になったりもしたそうです。
それで急遽ジャムサンドが作られて出てきたわけですが、お礼にジョージはサインをあげたとのこと。のちのアップル時代にも、アップルスクラッフスの女の子にきゅうりとチーズのサンドイッチを作ってもらったそうです。
マーガッレット王女は熱烈なビートルズファンで有名でした。どんな時でも物怖じしないジョージですが、オックスフォード大の食事会でも。それについては次回に。
まあ結果オーライということで…。とはいえ最低印税率はしょうがないとしても、映画やグッズの初期のマージン取り損ない分が、一説では当時の額で数千万ドルから1億ドルという話にはさすがにう~んとなってしまいますね。
私はシャドウズの生き残りのマービン、ウェルチ&ファーラーが大好きですが、彼らの歌や動画が今やYouTubeでいろいろ見ることができて、いやあ便利な世の中になったもんだなあとしみじみ思いますですよ。