祝400ツイート突破記念総天然色映画「HELP!」。雪景色は染めるところがあまりないので楽チンであります。 
   よく言えば「純粋で人が良すぎるパトロン」悪く言えば「世間知らずの成金」。どっちかというと後者に近いと思いますが、まあ200万ポンドをごっそり税金で取られるのも、会社ごっこでドブに捨てちゃうのも結果的には同じだからいいんでしょうけども。 
   実際は50%になるのはもっと後になってからなんですけど、エルビスも人がいいのか「70%取るような悪徳マネージャーもいるんだからそれに比べりゃマシだろ」みたいなことをのんきに言ってます。 
   このスリーフィンガーをドノヴァンは「自分がジョンに教えた」と言ってますが、ジョンは「ドノヴァンの友人のジプシー・デイブに教わった」と。
あとドノヴァンは「『I will』も手伝った」と言ってますが、ポールは「最終的には全部自分で作り直したよ」と。 
   この時マーチンにはシラ・ブラックの仕事が入っていたので別の日に…と言ったのですが、先を急ぐせっかちポールは待てませんでした。マーチンはこの一件でかなり傷ついたらしいですが、さすがに後からポールは平謝りしたという話。でもあの曲のオーケストラいいですよね。 
   今でいえば「アナログサンプリングポリフォニックシンセサイザー」ってとこですか。クリムゾンの曲なんかが有名ですが、個人的にはGENESISのWatcher Of The SkyとZEPのRain Songの音色がお気に入りです。 
   当時の映像を見ると、ほんとに失礼なインタビュアーやキャスターが何人も来てましたね。それに対してジョンが怒ってどなったりせず静かに対応していたのにはびっくり。 
   親たちの中で一番バンドに協力的だったのがハリスン夫人。デビュー前彼らが練習してると食事やお茶を用意してあげたりデビュー後はジョージ宛のファンレターに出来る限り返事を書いていました。そして米国に嫁いだお姉さんもデビュー当時ラジオに大量のリクエストを送って積極的に応援してたそうです。 
   個人的には「レディ・マドンナのB面にしておくには惜しい名曲」と思っています。これをホワイトアルバムに入れて、「マドンナ」のB面は同時期に録音された「ヘイ・ブルドッグ」が良かったんじゃないかなあと。 
   タイトルはR・プラントのソロから。シャンカールには1男2女のお子さんがいて皆ミュージシャンですが、息子さんはもう亡くなってるみたいです。