他のメンバーの家族はみな豪邸を買ってもらってリバプールを離れましたが、リンゴの母&義父だけは同じリバプール内の高級住宅街に引越し。本当にリバプールが好きだったんですね。リンゴの給料については次回。 
   これが有名な「ビスケット事件」または「マクビティー事件」で、ジョンとジョージが殴り合い寸前にまでなったという…すごい馬鹿っぽい話ですが、ヨーコと彼女を連れ込んだジョンへの不満がたまたまこれをきっかけに噴出したんでしょうね。 
   海賊旗は本当に立てたみたいです。まあ確かにこの屋敷にはいろんな仕掛けが山ほどあって、ゲームのラスボスのいる城って感じですよね。 
   本物の親戚ジョージの姉のルイーズがやってきた時も、怪しまれて相手にされなかったという悲劇(喜劇?)。まあしょーがないでしょうね。 
   このマージービート誌の人気投票にはバンドのメンバーも応募し、ジョンやポールはもちろんビートルズを1位に、ロリー・ストーム&ハリケーンを最下位に書いたそうです(笑) 
   実際にはニコルはライブ8回で計2万ポンドのギャラ(と金時計)をもらったといわれてます。その後イギリスに帰って自分のバンドのためにそれを使い切って破産・妻子と離婚…という顛末だったそうですが、数年前に彼の映画ができるって話聞いたけどもうできたんですかね? 
   とはいえジョンは一応アートカレッジ、ポール&ジョージはグラマースクール…と、当時としてはそこそこの学歴で、中学止まりだったリンゴやブライアンとは違います。リンゴの話ではやはり4人の中にいると学歴コンプレックスを感じていたとのこと。 
   じつはピートがリンゴの代わりにハリケーンズに入るという話もあったんですが、ピート本人が断っちゃったんですよね。もし入っていたらそれはそれでまた違う歴史があったんじゃないかと。 
   66年2月、式ではなくエプソムの登記所での入籍。立ち合いにはブライアン&ポールなどが参加(ジョンとリンゴは休暇中)しかし実際はやはりどこからか情報が漏れてしまい登記所の外には取材陣が押し寄せました。ですがリークしたのはバーロウじゃないと本人は述べております。 
   この時の使用楽器、写真を見るとジョンがヘフナークラブ40、ジョージがストラトそっくりのフュチュラマ、スチュは賞金で買ったヘフナーですね。そしてポールがゼニスモデル17、ピックガードが右用のままですが、のちに剥がして現在も使ってます。