ここはペイジ/プラント/ジョーンズ/ボーンナムという、どこかで聞いたような名前の4人組アンデッドが繰り出す血管針攻撃をストレイツォが難なく撃破するシーン。
芝居の内容は堀田善衛の小説『若き日の詩人たちの小説』のアクティヴリーディング(あるのか、そんな言葉)。基本は小説のリーディングだが、あらゆる演出を凝らして、それをフィジカルな表現に落とし込んでいる。役者は男性6人で、しばしば着替えたり薄着になったり脱いだりするので、どこかマッチョ… https://t.co/5IrtyCPwFT
さっきも思わず書いたように、トンネル内で電車がストップするだけで、まず『ドラゴンヘッド』が真っ先に連想されるあたり、そのトラウマ的な怖さが分かるというもの。
演出と言えば、本当に『ゴジラvsコング』とは比べ物にならないほど演出が上手くなっていて、「アダム、一体何があったんだ?」という感じ。序盤での「え?そのタイミングで中華鍋の炎?www」という、絶妙なのかオフビートなのかよく分からん小技とかたまらんw… https://t.co/kyXVXzILPU
前にも書いたが、この作品や『葬送のフリーレン』などを読んでいると、やはり今の日本の文化で一番先鋭的で、芸術性と大衆性を兼ね備えたジャンルは、文学でも映画でも演劇でも音楽でもなく、漫画/アニメではないのかと思わずにはいられない。映画館がアニメで埋め尽くされるのもやむなしか…
前巻まででようやく映画編のお膳立ては済んだということなのか、この巻ではドラマ的な深掘りに全振り。台詞の1つ1つがビシビシ突き刺さってくる。本気モードに入った時の『【推しの子】』は本当に怖い…
『【推しの子】』14巻を読んだ。凄すぎて震え上がった。この作品、2.5次元のエピソードがあまりにも面白過ぎて、ここしばらくはテンション低め。特に前の13巻が「お話のためのお話」に終始してドラマ性スカスカだったのでちょっと心が離れていたのだが、14巻は凄い。これこそ『【推しの子】』だ。 https://t.co/jrdqw1yMIl