パソコンで見ると、右上の投稿画像の欄がこんなことになっていて、「この人物はどういう性格をしているのだろう。いずれにせよ近寄らない方が安全そうだ」というレベルに達している。
ラッコ鍋に本当にこんな効果があるのか、何らかの典拠や言い伝えはあるのか、それとも完全な作り話なのか、誰か真実を教えてくれ。
『シン・仮面ライダー』もエヴァの最後のやつも、とにかくこれをダラダラダラダラダラダラやるのがマジに気持ち悪いんだよね。庵野は他に物語のモチーフを持ち合わせていないのだろうか。
それを克服するために今泉力哉が編み出した技法が、頻繁に挿入される黒みだ。あれは明らかに、原作漫画の余白を別の映画的表現に置き換えたものだ。それは確かに成功している。また多くのシーンにおいて、台詞がこれ以上無いほど完璧な「間」を持って発せられている。こちらも同様だ。
そのテーマは『山月記』にも共通するものだが、代表作として有名な『山月記』よりも、私はこの沙悟浄2部作の方が心に染みた。もっとも高校生の時に読んで以来読み返していないので、今『山月記』を読めば、当時とは比較にならない感動を覚えるかもしれない。