『シン・仮面ライダー』もエヴァの最後のやつも、とにかくこれをダラダラダラダラダラダラやるのがマジに気持ち悪いんだよね。庵野は他に物語のモチーフを持ち合わせていないのだろうか。
なお、女性がソロキャンプをすると大変なことは現在の話題でも分かるが、男がソロキャンプをするとこういった目で見られるのが大変。
金がないので本をたくさん買って分け与えるのは不可能だが、この文章で興味を持った人には、映画1本、芝居1本、飲み会1つを節約してでも読んでいただきたい、真の名作漫画だ。
一部で話題になっている『パーフェクト・ブルー』が1週間だけ拡大公開されるので見よう思ったら、割引無しの1600円均一か。やめた。初公開時に見た時、そこまで良いとは思わなかったからな。芸能界の闇を描いた作品なら、俺には『【推しの子】』があるし。
そのテーマは『山月記』にも共通するものだが、代表作として有名な『山月記』よりも、私はこの沙悟浄2部作の方が心に染みた。もっとも高校生の時に読んで以来読み返していないので、今『山月記』を読めば、当時とは比較にならない感動を覚えるかもしれない。
それを克服するために今泉力哉が編み出した技法が、頻繁に挿入される黒みだ。あれは明らかに、原作漫画の余白を別の映画的表現に置き換えたものだ。それは確かに成功している。また多くのシーンにおいて、台詞がこれ以上無いほど完璧な「間」を持って発せられている。こちらも同様だ。