うーん「魔老紳士ビーティー」楽しみだわやっぱり。
60年の間にあのそばかすの不気味少年との再戦は有ったんだろうか。
「ばるぼら」で失ってはいけないものを失い彷徨う人を徹底的に描いた後に、無数の試練や苦悩を経てもただ一つ傍らに光る小さな星を失わなかった物語が描かれた事には確かにきっと意味が有る。
キカイダーが仲間を破壊するシーンの凄まじさ。特にこのビジンダーの眼!アンドロイドの「眼」を眼球的な大きく丸いレンズにするのでは無く、こんな風に複雑な回路にして、人間の眼のように描く悪魔の所業。これ視覚装置なのかな?本当に気持ち悪い配置。角度が変わるとただの機械にも見える。
#スターウォーズの日 というのを朝に見て何か思い出が有るだろうかと考えたけど、リアタイでは映画をちゃんと鑑賞するような年齢ではなく、漫画のパロディで受動喫煙していた世代でした。その中でもたぶん最初なのが佐々木淳子先生の「2次元チョモコモ」。ハンソロを人名と認識すら出来なかったあの頃
そして「ハメルンの笛吹き」で夢幻童話篇は幕を閉じ、一旦夢幻紳士は舞台を去る。この時に彼が残した言葉がねー、これは「花火」のあの言葉の続きですよ。
夢幻魔実也が去った時に残るもの、それに私達は数十年ずっと執心しているのだ。
読んだ分でミサさんのベストショットだと思うのは5巻のこの場面。狼男の変身を解いた時のふわっとした表情が超可愛い。この回はこの子が落とした財布を返すというだけのほのぼのストーリーなのも好き。ミサさん基本子供に優しいんだよね。
1番凄かった回は8巻の「初恋の人」。20年前から子供の顔のまま変わらない幼馴染というミサさんが気絶するくらいの怪異、それを受け入れる男の狂気。これはもうバッドエンドだろうと思ったら驚愕の結末。いや本当にこれは必読ですわ。
シン・ユニバースロボに何か懐かしさを感じると思ったら、あれだ「ゆうれい小僧がやってきた!」の日本妖怪、三面地獄を思い出すんだ!あの肩から顔が3つ並んでる感じ!私リアタイで三面地獄戦めっちゃ応援してたんだよね‥。
三面地獄はアシュラマンとはまた別のアプローチでそれぞれ人格も能力も違う3つの顔ってのが面白かったし、メインの猿顔がカッコいいんだ。今読み返すと妖怪の戦闘だから武器も超能力も使い放題ってのは可能性を秘めた設定だったなぁ。