【新刊】『歴史の本棚』加藤陽子(毎日新聞出版)研究書、小説、ノンフィクション、エッセイ、写真集など、日本近現代史の泰斗が、その感性ですくい上げた名著を紹介。世の中の動きや世界の情勢に読者の目を向けさせる書評集。
【新刊】『オールアラウンドユー』木下龍也(ナナロク社)「詩の神に所在を問えばねむそうに答えるAll around you」歌人・木下龍也、待望の第3歌集。
【新刊】『不倫、それは峠の茶屋に似ている たるんだ心に一喝!!一条ゆかりの金言集』一条ゆかり(集英社)仕事、恋愛、美容、生き方…漫画家・一条ゆかりが贈る、人生をサバイブするヒント満載の金言集。描き下ろしショート漫画「その後の有閑倶楽部」も収録。
【新刊】『「新しい戦前」のなかでどう正気を保つか』金平茂紀 大矢英代(かもがわ出版)2022年を転機に、日本は「新しい戦前」に変わった。メディアは真実を市民に伝えているか。日本テレビ界の木鐸、沖縄発・在米の新進気鋭、2人のジャーナリストの本音トーク。
【新刊】『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』広田照幸(ちくまプリマー新書)「道徳は教えられるか」「学校の勉強は仕事に役立つか」「教育は格差を解消できるか」「AI社会で教育は変わるか」…広い視点と多様な角度からとらえなおす。
【新刊】『動物たちの日本近代 ひとびとはその死と痛みにいかに向きあってきたのか』志村真幸(ナカニシヤ出版)躾、殺処分、肉食、動物愛護運動…死や暴力を通して、人間と動物の関係はどのように規定されてきたのか。
【新刊】『ハチのいない蜂飼い』西村玲子(山と渓谷社)小さないきものたちは、淡々と生きる姿を見せてくれる。岐阜県郡上市で小さな洋菓子店を経営する著者が、ニホンミツバチとの暮らしや、それを取り巻く自然のお話を綴る。養老孟司との対談も収録。
【新刊】『本が語ること、語らせること』青木海青子 青木真兵(夕書房)本を真ん中にすると、自然と心が開放されていく。本に助けられてきた司書が語る、本と図書館と人生のはなし。古民家の自宅を「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」として開いて6年。司書・青木海青子による、初めてのエッセイ集。
【新刊】『コッド岬 浜辺の散策』ヘンリー・D・ソロー(平凡社ライブラリー)作家ソローはコッド岬を旅しながら、荒々しくも美しい海と、そこで生き抜く人々の営みに人間と自然との共生を見る。独特の感覚と静謐な情景描写が光る旅行記の待望の新訳。
【新刊】『直木賞をとれなかった名作たち』小谷野敦(筑摩書房)直木賞をとってしかるべきだった83作品を独自基準で選出。理屈抜きに面白い名作を紹介し、文壇のこぼれ話を交え昭和から現在までの文学史を裏側から描き出す。
【新刊】『「できる」と「できない」の間の人』樋口直美(晶文社)突然発症したレビー小体病という「誤作動する脳」を抱え、長いトンネルから這い出てきた著者が、老い、認知症、そしてコロナ禍と向き合い悪戦苦闘する日々を綴ったエッセイ集。心配しないで。未来はきっと、そんなに悪くない。