【新刊】『未完の巡礼 冒険者たちへのオマージュ』神長幹雄(ヤマケイ文庫)植村直己、長谷川恒男、星野道夫、山田昇、河野兵市、小西政継。世界的に知られた6人の日本人登山家、冒険者たちの事績を、『山と溪谷』編集長が現地を訪ねて綴った交流の記録。
【新刊】『もう一人、誰かを好きになったとき ポリアモリーのリアル』荻上チキ(新潮社)相手の合意を得たうえで、ふたり以上の恋人やパートナーを持つ。そのような関係性をポリアモリーという。日本に暮らす当事者100人以上に取材・調査してその実態を伝えるルポルタージュ。
【新刊】『陸の深海生物 日本の地下に住む生き物』小松貴 じゅえき太郎(文一総合出版)ようこそ。めくるめく奇怪な地下性生物の世界へ。本書を開いて足元に広がる無限の異世界へ、地下の暗闇に暮らす約140種の生き物を収録。
【新刊】『言葉と声音 小説言語ことはじめ』野口武彦(知の新書)耳ことばから、小説がいかに書かれたか。二葉亭四迷、樋口一葉、岩野泡鳴、岡本かの子を対象に、声・音の聴覚から小説の書記言語の形成を問う、本格的な新たな文学論。
【新刊】『「新しい戦前」のなかでどう正気を保つか』金平茂紀 大矢英代(かもがわ出版)2022年を転機に、日本は「新しい戦前」に変わった。メディアは真実を市民に伝えているか。日本テレビ界の木鐸、沖縄発・在米の新進気鋭、2人のジャーナリストの本音トーク。
【新刊】『仏教の歴史』ジャン=ノエル・ロベール(講談社メチエ)インドに生まれた仏教は、聖典の他言語への翻訳を積極的に推進。東南アジアやヨーロッパでは全く別の姿を見せながら、各地の言語と文化を大きく変容させてきた。その多様な全体像と歴史を、大きな視野から描き出す。
【新刊】『サレ・エ・ぺぺ』四方田犬彦(工作舎)人はなぜ「本物の料理」を求めるのか。なぜ知らない料理を食べたいと思うのか。「食べる」とは生理的な行為だけではなく、歴史がつくりあげてきた体験であり、料理のなかには「見えない政治」が働いていることを浮き彫りにする痛快無比の料理論集。
【新刊】『ぼっち現代文 わかり合えない私たちのための〈読解力〉入門』小池陽慈(河出書房新社14歳の世渡り術)読解力のある人は「他人の気持ち」がわかるの?詩、批評、童話、小説等10作品の読み解き方を紹介し、「人とわかり合う」ことについて考える。
【新刊&特典&フェア】「好き」を育てるマンガ術 少女マンガ編集者が答える「伝わる」作品の描き方』鈴木重毅 森下suu(フィルムアート社)担当作の累計発行部数4000万部超えの敏腕編集者が、あなたの創作のお悩みに答えます!特典としてポストカード封入。「フィルムアート社55周年フェア」でも。