【新刊】『日本の保守とリベラル 思考の座標軸を立て直す』宇野重規(中公選書)近年、日本政治において「保守」と「リベラル」という対立図式が語られることが多くなった。欧米の政治思想史を参照しつつ、近現代の日本に保守とリベラル、それぞれの系譜を辿って読み解く。
【新刊&サイン本】『凛として弓を引く2 青雲篇』(講談社文庫)が入荷しています!碧野圭先生がご来店!サイン本も作っていただきました!地元小金井が舞台の弓道小説です!ぜひご覧になってください!!
【新刊】『ハチのいない蜂飼い』西村玲子(山と渓谷社)小さないきものたちは、淡々と生きる姿を見せてくれる。岐阜県郡上市で小さな洋菓子店を経営する著者が、ニホンミツバチとの暮らしや、それを取り巻く自然のお話を綴る。養老孟司との対談も収録。
【新刊】『東京あたふた族』益田ミリ(ミシマ社)あたふた族は、せわしない。
なにを隠そうわたしもその一員である。デビュー直前までを描いた「上京物語」、コロナ前と後の日常、「終電後」「のび太と遊んだ空き地」など味わい深い随筆作品…3部構成で贈る、長編小説のようなエッセイ集。
【新刊】『専門家の政治予測』フィリップ・E・テトロック(みすず書房)専門家の未来予測ははたして当たるのか? 自身の研究をもとに、メディアや政府にチヤホヤされる専門家がいかにいい加減かを明らかにする。さらに党派的な議論を解決するための新たな文化的ツールへの道筋を示す。
【新刊】『一汁一菜でよいと至るまで』土井善晴(新潮社新書)レストランで食べるものと区別し、家庭では簡素なものを食べればよい「一汁一菜」スタイルを築いた料理研究家・土井善晴。父と同じ道を歩み、家庭料理の斬新なスタイルを構築するまでの道のりを綴る。
【新刊】『コッド岬 浜辺の散策』ヘンリー・D・ソロー(平凡社ライブラリー)作家ソローはコッド岬を旅しながら、荒々しくも美しい海と、そこで生き抜く人々の営みに人間と自然との共生を見る。独特の感覚と静謐な情景描写が光る旅行記の待望の新訳。
【新刊】『関東大震災がつくった東京 首都直下地震へどう備えるか』武村雅之(中公選書)関東大震災の被害を拡大させたのは無謀な都市開発だった。江戸、明治大正、そして戦後から現在、東京の拡大と震災の歴史を追う。
【新刊】『「線」の思考 鉄道と宗教と天皇と』原武史(新潮文庫)鉄路という「線」に沿い、地を這うように移動し、考えることで、歴史の死角に隠された地下水脈が発掘される。旅情をそそり、知的興奮のとまらない歴史紀行ミステリー・ツアー。
【新刊】『本屋になりたい この島の本を売る 増補』宇田智子(ちくま文庫)東京の巨大新刊書店から沖縄の小さな古本屋へ。沖縄の「地産地消」の本の世界に飛び込んだ著者が、沖縄に関する本を買い取り、並べて、売る日々の中で、本と人のあいだに立って考えたことを綴る。7年の日々を大幅加筆。
【新刊】『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』広田照幸(ちくまプリマー新書)「道徳は教えられるか」「学校の勉強は仕事に役立つか」「教育は格差を解消できるか」「AI社会で教育は変わるか」…広い視点と多様な角度からとらえなおす。
【新刊&パネル展】『わたしの心のレンズ』大石芳野(集英社インターナショナル新書)ベトナム、アウシュヴィッツ、広島、長崎、沖縄…戦争の悲劇に襲われた地で撮影・取材を続け各地の生活を見てきた著者。戦争、差別をもたらす「何か」とそれを超えた共存と共生への道を考える。写真パネル展も開催中!