【新刊】『家業とちゃぶ台』向田邦子(河出書房新社)家族や家業など人間ドラマが真骨頂だった向田邦子。家業が舞台の懐かしの向田ドラマから、「はーい・ただいま」「時間ですよ2」「寺内貫太郎一家2」の脚本3本と、シナリオとドラマにまつわるエッセイを収録。
【新刊】『共生する生きもの図鑑』サミ・ベイリー(原書房)動物同士、動物と植物、昆虫など、自然界のさまざまな生きものたちの「共生関係」をリアルで美しいイラストとともにわかりやすく紹介。意外な関係におどろき、その多様性、合理性にも納得の、大人からこどもまで楽しめるカラー図鑑。
【新刊】『北斎 百鬼見参』すみだ北斎美術館(講談社)人気作、肉筆画から版本まで…鬼才が描いた、異界への「恐れ」と「親しみ」。「恐ろしい鬼」「哀しい鬼」「愛らしい鬼」時代を超えて跳梁跋扈する姿を、北斎の筆はどう捉えたか?
【新刊】『中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史』松下憲一(講談社選書メチエ)4世紀の華北に遊牧王朝・北魏を建て、五胡十六国を統一した鮮卑拓跋部。「野蛮な胡族」が漢族を支配し、今にいたる「中華のスタンダード」を創造する対立と融合の300年の歴史を描く。
【新刊】『台所と診察室のあいだで』江守いくよ(田畑書店)大切なものを遺してくれた父と母、仕事をもつ主婦という同じ立場で心が通いあった義母、長年連れ添い最後を看取った夫…開業医としてのキャリアと家庭とのあいだで過ごしてきた日々を綴る。 https://t.co/jqL2BdCDhf
【新刊】『若者言葉の研究 SNS時代の言語変化』堀尾佳以(九州大学出版会)「それな」「普通に」「激おこぷんぷん丸」…常に生まれ、変化し、そして消えていく若者言葉のルールと体系を、社会言語学の知見と豊富な実例から分析する。若者の自然談話録音資料も収録。
【新刊】『神風頼み 根拠なき楽観論に支配された歴史』秦野裕介(柏書房)元寇、国体の形成、特攻…神風に頼る根拠なき楽観的な意識はいつ、どのようにできて、なぜ現在にまで影響を与え続けてきたのか。史実をもとに、凝り固まった「神国思想」の虚妄を暴く。
【新刊】『火星人にさよなら』鈴木雅雄(水声社)ユートピア文学の残骸とSFの予兆のあいだで引き裂かれた時代において、異星人という《不可能なイメージ》を描いた者たちの夢の軌跡をたどる異色の試み。
【新刊】『原爆写真を追う 東方社カメラマン林重男とヒロシマ・ナガサキ』林重男 井上祐子(図書出版みぎわ)原子野の荒野を写したパノラマ写真をはじめ、原爆投下直後の貴重な記録はいかにして撮られ、保存されたのか。彼が残した体験記に、平和運動にまい進した戦後の活動まで含めた詳細な解説を付す。
【新刊】『ワニ大図鑑』中井穂瑞領 川添宣広(誠文堂新光社)ワニはいつ現われたのか?ワニの生態とは?美しくも恐ろしい、魅力溢れるワニに関する情報を集約。現生するワニの分類や進化、身体の各部位、人間との関わりなどを、多くの写真とともに解説する。飼育方法も掲載。 https://t.co/SXy60t69uO
【新刊】『別冊ele-king VINYL GOES AROUND presents RARE GROOVE 進化するヴァイナル・ディガー文化』(Pヴァイン)ディガー待望の一冊、2022年だからこそレアグルーヴを特集する!