新文芸坐
『未来の想い出 Last Christmas』
原作での納戸理人も
「この日この時間、ラーメン屋台で金が足りないと彼女に出会える」
というきっかけを利用し、
最後は死地へと敢えて飛び込んで運命に歯向かってみせた、その先に待つ彼と彼女の未来は…
アザーサイドから原作をなぞってるわけになるね
新文芸坐
『未来の想い出 Last Christmas』
クライマックスの空港で運命を変えようとする場面に至っては
『あいつのタイムマシン』
繰り返し行われる堂々巡りループの輪に、
入り込むのでなく今回はそこから抜け出るため、
強く切実に想ってただ信ずる。
森田芳光監督は相当にF愛読者だと確信する!
新文芸坐
『未来の想い出 Last Christmas』
劇中端々で特に説明もなく行われる
スロー逆戻しや口と声のズレ、
文字盤が奇妙な時計…
「どことなくなんとなく、おかしい」
「時間なんてものは人間が感覚で定義したあやふやな主観にすぎない、そう思わないかね…?」
的な藤子F味の背景を創りだす映像
新文芸坐
『未来の想い出 Last Christmas』
原作とは主人公の性別も、迎えている人生の時期も異なり
リピート人生で目指す目的もそのプロセスも似て非なる
全く別物な翻案でありながら、
そのテーマ
「切実に願う想いで切り拓く未来」
その本質を掴んで新しく装う。
まさに原作中の台詞どおりな映画化
アバターの最速上映が今ごろ行われてるとこか。
本当に大丈夫なのか、心配している御仁も多いだろうけどいやはやどうして大絶賛の嵐!
こりゃ期待どおりの超大作!
リピーター必至だとキャメロンも自信の太鼓判!
みたいに幾ら言われても自分で観てくるまでは信じないよ
トレパク、
元ネタあるパロディなのが明白、というかわかってもらわにゃ困る形で
自分も一本同人漫画を描いたことがあって。
ペン線の強弱や構図や背景効果の描きかたを、
神さまのお手本正解を下に敷いてなぞって
白紙からひとつの形にまで仕上げる経験はトレーニングとしてやるなら効果的ではある。
資本主義の悪魔の漫画、大切な思い出をぶち壊された漫画の遺伝子を感じるのでそのうちポプテピピックで扱われそうな予感がする
殺す描写を絶対にいつでもNOと言ってる訳ではなく、
気楽に殺っちゃうことが笑いを最大限に活かす場合もあれば、
殺しちゃったらそっちに気がいってしまい笑えなくなっちゃう場合もある。
常に漫画のおもしろさのため最大効果を狙えるモラルの匙加減のセンスがF作品の理知的ユーモアだと思うけど
1990年の作品だからF先生もこういうふうに追っ払う描写で戯画的なジョーク話に処理してたのを、
あんなドロドロに溶かして殺して全滅させる描写の話に改編して2020年代にもなって作っちゃうセンス、
F味(み)がわかってねえ~
「ワの字大好きってやつ、
あれボクが言い出したことになんないかなー」
と奪ったオールドラちゃん全3種!
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