というか本人は超越者を気取りたいけど、隠しきれない人間臭さが好き。
Dr.ストレンジの「君は善か?悪か?」という問いに、
「その差を語ることなど、もはや何者にもできぬ」とキメ台詞!
……の直後に元妻に「人類を救ってくれた御礼よ」とキスをされ、
「そうでもないかも」と前言撤回。
一応“ミュータント最高の料理人”としてソーサーというキャラがいます。 https://t.co/SuJxWGqDMB
主人公の吸血鬼も、ホストみたいな見た目に反してとにかく“良いヤツ”。(いや実際に“反して”かは知らないけど)
地元の将棋センターで初心者狩りをしてた典型的な悪役と再会したときの立ち振る舞いとか、爽やかすぎて目がつぶれそうだった。
自分の思いつく限り、今でも「大人ヒーローがノリノリでローティーンサイドキックを引き連れてる」ってケースは、ウォリーとその息子たちくらいかな。
このせいで、最新シリーズではウォリーが親子関係を友達関係の延長にとらえる軽い(責任に無自覚な)性格として扱われるようになった気がする。
新しい『フラッシュ』読んだ!
マイク・デオダトJr.の重厚なアート、閉塞感のあるコマ割り、ラブクラフト的な大仰でもったいぶったモノローグと、およそフラッシュらしからぬ要素を集めた内容だけど、そのミスマッチさが物語がどこに転がるか分からない緊張感を与えてて、良いんじゃないかな。
自分「これはあくまで前振りのネタで、次のアイアンマン誌では別途もう少しシリアスにプロポーズをするんじゃないかな?」
ゲリー・ダガン「アイアンマン誌では、一連の流れをもう少しシリアスに繰り返します」
『アベンジャーズInc.』
捜査にあたりコスチュームの着用を止められるも「大丈夫、第ゼロ倉庫に備えがある。ジャーヴィスも安心して、ファッションに“時代遅れ”は無いから」と余裕のワスプ。
「ここで表紙の黒スーツに着替えるのか!」と思ってたら、次のコマで普通に野暮ったい服に着替えてて笑った
『Ms.マーベル:ニューミュータント』
陰鬱な雰囲気のフォール・オブ・Xの中で、同じ人たちと思えないくらい楽しそう。
アル・ユーイングの『X-MENレッド』相変わらずストーリーテリングがエキセントリック。
ストームが「では戦争だ」と呟いた次の頁にいきなり歴史書が張られ、そこで戦争の流れや、意外な援軍が説明されたと思ったら、次のページはいきなり関ヶ原的クライマックス。
一方、ふたたび世界に生まれ始めたヒーローたちの粛清を始めたヴィラン結社フラタニティの次なる標的はヒットガール。
彼女はすんでのところで、洗練された眼鏡とスーツを纏ったエージェント、エグジーに命を救われる……