✖️連載時
○掲載時
1回の読み切り作品です。
出てくるヤクルトの選手は土橋監督に荒木大輔、高野光、ジャンボ宮城。
今回改めて読んだが『W3』は当時受け入れられのが難しいSFなので敢えてスパイアクションと田舎舞台の学園番長もののティストが前面に出ている。
手塚スターシステムの悪役総出演が嬉しいところで頭抜けているのはアセチレンランプ。悪役ながら信念に生き義理堅いグッド・バッドガイを好演。最高。
『W3』は今読むとスパイもの部分はともかく孤独故にイライラして他者を受け入れない嫌われ者の真一(ある意味現代的かもしれない)がしんどいがやはり話が進むにつれて面白さが増す。終盤は涙腺が緩む。ラストは日本の漫画史に輝くもの、改めて実感した。最後までしっかり読んでほしい必読の作品。
『W3』で個人的に一番好きな場面はここかな。たった3コマの心に残る名場面。
あと可愛いものを容赦なく無惨な姿に描いてしまうところも凄惨だけどいいんだよなあ。
森藤よしひろの『ウルトラマンタロウ』、珍しい小学六年生掲載の漫画作品。アストロモンスに喰われる超獣はオイルドリンカーならぬフュエルダボス。超獣らしい装飾の多い顔が魅力的。本作は漫画オリジナル怪獣の登場が多い。 #ウルトラマンタロウ
「ゾーフィがゼットンを操る」の大元は大伴昌司さんの『ウルトラマン怪獣設定表』(円谷プロ監修、設定)。67年4月、放送終了直後のものでこの設定が幾つもの怪獣図鑑に引用された。ただこの時点ではゾフィ表記。少年ブックの付録ではスペシウムポーズのゾーフィが描かれている。#シン・ウルトラマン
60年代当時の雑誌や付録の怪獣図鑑類に掲載されたゾーフィのイラストを見ると画家の方々はトサカを皆黒く塗っている。第二期の客演以降の感覚で見ると意外だが当時の人の目には(最終回の)ゾフィのトサカは黒いと正しく認識されていたのだなあ、と新鮮な驚きがある。
#シン・ウルトラマン